〈ジオフィット プラス エコ〉。
住まいのことからまちのことまで考え、未来を見据えた取組みを行っています。
〈専有スペース〉
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Low-E複層ガラス
空気層側に特殊金属膜(Low-E膜)をコーティングしたガラスを住戸内の窓に採用。断熱性能(冬場の室温の保存)や、遮熱性能(夏場の太陽熱を軽減)が期待できます。
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節水型シャワーヘッド
シャワーの手元のボタンで一次止水できるワンストップ機能付。水をこまめに止める事ができ、節水になります。
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保温浴槽
浴槽を断熱材で覆うことにより、湯温の低下を抑制。バスタイムの異なるご家族にも効果的な省エネ仕様です。
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ディスポーザー
生ゴミをいれ、水を流しながらスイッチを入れると粉砕処理します。生ゴミの減量化に貢献し、環境保全にも役立ちます。
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通風換気機能付玄関ドア
ドアに内蔵されたレジスターを開閉することにより、ドアを閉めたままで通風換気を行える玄関ドアです。外部から室内側が見える心配はありません。
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エネルギーの見える化システム
ご家庭の給湯器で使用したガス・水道の使用量、また、戸別の太陽光発電量が見える給湯器リモコン。目標値の設定、金額表示、グラフ表示により、省エネに向けたエネルギー使用管理がご家庭で手軽にでき、エコライフをサポートします。電力測定ユニットの設置により、ご家庭全体で使用した電気の使用量の表示が可能になります。
太陽光発電・太陽熱利用
太陽光発電システムや太陽熱温水システムを屋上に設置し、住戸内の電力や給湯に利用しています。自然エネルギーを活かして省CO2を図ります。
高効率給湯器
エコジョーズ
省エネ給湯器エコジョーズは、給湯と暖房に潜熱回収型の熱交換器を用い、従来は捨てていた燃焼ガスの熱までお湯づくりに再利用。給湯効率95%(※1)、暖房効率89%(※2)という高効率を実現しました。省エネルギーだから、光熱費が抑えられ、CO2削減、地球温暖化防止にも貢献します。
※1、235-N051型/24号性能時の数値を示します。 ※2、235-N051型/低温燃焼時の数値を示します。
エコキュート
エコキュートは、給湯や調理、室内の空調などをすべて電気でまかなうオール電化を採用しています。電気エネルギーを多く消費する給湯システムには、従来の電気温水器より優れた省エネ効果を実現し、CO2の排出も抑える「エコキュート」を採用しています。さらにお得なプランを利用することで、ランニングコストをより低く抑えることが可能です。
世界最高水準の発電効率を実現
自立運転機能付き「エネファームtypeS」
世界最高水準の発電効率を実現した、自立運転機能付き「エネファームtypeS」。
発電時に発生する熱も有効利用してエネルギーのムダを軽減する、次世代仕様のエコシステムです。
エネルギーのムダを省き、賢く使う
「エネファームtypeS」の仕組み
クリーンな都市ガスから水素を取り出し、空気中の酸素と化学反応させることで発電。同時に発生する熱でお湯を沸かして給湯でき、効率的です。
〈共用スペース〉
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LED照明
共用スペースに、LED照明を採用。消費電力は、従来の一般電球より大幅ダウン。さらに寿命の目安は約40,000時間と長寿命です。
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電気自動車の充電設備
環境にやさしい「電気自動車・プラグインハイブリッド車」用の200V充電コンセントを設置しています。
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湿潤性舗装
舗装を湿潤にする機能を持たせて、表面温度の上昇を抑えることで、夏場のヒートアイランド現象の抑制に働きかけます。
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雨水の再利用
雨天時に建物屋上に降る雨水を地下に設置した貯水槽に集水。共用部の植栽への散水等として利用することで、貴重な水資源の節約に寄与します。
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太陽光発電、太陽熱利用
太陽光発電システムや太陽熱温水システムを屋上に設置し、共用スペースの熱源として利用しています。自然エネルギーを活かして省CO2を図ります。
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EVカーシェアリング
環境にやさしい電気自動車など複数台を居住者間でシェアし、 省CO2に貢献します。
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電動サイクルシェアリング
入居者専用の電動アシスト付自転車レンタルサービスを実施。日常のお買い物など、ちょっとしたお出掛けに利用することでマイカー利用を抑制し、省CO2に貢献します。
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敷地内緑化
ヒートアイランド現象を抑えるために、敷地内に積極的に植栽を計画。壁面緑化、屋上緑化を採用しています。
使用済み天ぷら油の回収
〈ジオ〉の入居者にご協力いただき、ご家庭の使用済み天ぷら油(植物油)をマンション内に設置する回収BOXで回収しています。この油は、バイオディーゼル燃料にリサイクルされ、阪急バスの燃料として使われています。
2012年度グッドデザイン賞を受賞いたしました。
※内容を変更する可能性がございます。
コージェネレーションシステム
コージェネレーションシステムは、都市ガスを用いて建物内で自家発電し、共用部の電力に充当するだけでなく排熱を共用空間の空調に有効活用するシステムです。さらに、コージェネレーションとジェネリンクを組み合わせることで冷暖房にも排熱を利用できるようにし、エネルギー利用率を高めています。
〈活動事例〉
阪急阪神不動産が分譲する〈ジオ〉の入居者と行う廃油回収活動 (GeoFit + eco)と
阪急バスによるバイオディーゼルバスの運行
審査員の評価
マンション内に設置する回収BOXで家庭から出る使用済み天ぷら油(植物油)を回収し、それらをバイオディーゼル燃料にリサイクルして、路線バスの燃料に利用するカーボンニュートラル※な取り組みである。使用済み天ぷら油を回収するだけに終わらず、馴染みのある地元を走るバスの燃料として利用することで、より身近に活動の貢献を実感できるようにし、回収への参加意欲や環境配慮行動への意識を高めている点が評価できる。
地域に密着した、目に見える、
持続可能な環境貢献活動です。
マンション内に設置する回収BOXで家庭から出る使用済み天ぷら油(植物油)を回収。
それらをバイオディーゼル燃料にリサイクルし、阪急バスの路線バスの
燃料に利用するカーボンニュートラル※な取り組み。
2011年8月より活動を開始し、同年7月以降竣工の関西圏〈ジオ〉物件で実施。
既分譲済マンションにおいても、活動に賛同を得た管理組合で回収を実施。
※カーボンニュートラルとは 生産や活動を行う際に排出される二酸化炭素(カーボン)と、吸収される二酸化炭素が同じで中立である、という意味。今回の活動では、植物由来の燃料や原料を使用し排出される二酸化炭素の排出量に対して、その植物が成長する間の光合成を通じて吸収した二酸化炭素の量が同じである状態。
〈使用済み天ぷら油リサイクルの流れ〉
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回収ボックスの設置
阪急不動産が分譲するマンションのゴミ置き場などに回収BOXを設置。
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入居者が回収に協力
入居者は家庭からでた使用済み天ぷら油を捨てずに、マンション内の回収BOXに入れる。
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バイオディーゼル燃料を作る
バイオディーゼル燃料製造事業者がたまった油を定期的に回収し、バイオディーゼル燃料C-FUELとしてリサイクル。
■協力
株式会社レボインターナショナル -
バスの燃料として利用
阪急バスの路線バスの燃料に利用。使用済み天ぷら油が再利用可能な資源であることを、地域住民にもPR。
※バイオディーゼル燃料を使用したバス路線は変更となる場合があります。
入居者・地域・地球に優しい、
持続可能な取り組み
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入居者
身近な使用済み天ぷら油で環境貢献活動に参加。 さらに、回収した油の利用先が確認できるので、回収への参加意欲が向上する。
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地域
バイオディーゼルバスの排気ガスは、酸性雨の原因となる硫黄酸化物(SOx)が発生しにくく、軽油と比較して黒煙も減らせるため、地域の空気を汚しにくい。
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地球
カーボンニュートラルの考え方によるとバイオディーゼルバス1台で年間約26tの二酸化炭素(CO2)増加抑制効果があり、地球温暖化の防止に貢献できる。
〈グッドデザイン賞とは〉
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。〈取組計画〉
集合住宅におけるZEH
(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
取組計画について
当社は、沿線価値向上に取り組み続けた住宅開発100余年の経験から、入居者・地域・地球に優しい、持続可能な取り組みを実践し、地域社会への貢献を実践して参りました。
また、政府のエネルギー基本計画においては、「住宅については、2020年までに標準的な新築住宅で、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」という政策目標が掲げられており、集合住宅におけるZEH普及に向けたロードマップを基に先導的な事業者による集合住宅におけるZEHの取組がはじまりつつあります。
これまで当社が分譲しておりますマンションブランド〈ジオ〉では、先駆的に専有部にLow-E複層ガラスやLED照明をすべてのマンションに実装するなど高効率を実現した集合住宅を提供してまいりました。集合住宅におけるZEHに取り組むことで、更なる光熱費削減等の効果のほか、高断熱化による快適性・健康性の向上も考えられ、当社が目指してきた持続可能な社会への貢献に資すると考えております。
このような状況を踏まえ、当社では2020年度に「(仮称)彩都F61-2街区計画(Ⅰ期)」にて、集合住宅における高層ZEH-M支援事業の補助事業採択を受けております。今後も、年に1~2棟の取組み目標を掲げ、 集合住宅におけるZEH普及実現を目指します。