外観

雅を纏い時を重ね瞬間に酔う。

ジオ金沢近江町は、金沢市のなかでも
名所として名高い武蔵が辻・近江町市場に近接。
そのため金沢の文化・伝統を継承・象徴する
建築美をめざしました。

外観の基壇部には、岩を砕いたような壁に
木のフレームを設え、街並に重厚感を創出。
外壁は金沢の木色をベースにデザインしました。

落ち着きを感じさせながらも、街のモニュメントのようなシンボル性を求めた凛とした佇まいの邸宅です。

Floor plan

開放感とプライバシー性の
両立を実現した住戸配置。

「ジオ金沢近江町」の敷地は、3方接道による独立性の高い立地条件に恵まれています。
前面の建物が百万石通りの広い道幅に隔てられていることを最大限に活かし、
開放感と眺望を享受できる南向き中心の配棟を実現しました。
さらに全邸を角住戸プランとし、中心地のライフスタイルにふさわしいプライバシー性の高い住まいをご提案しています。

Designer

1967年生まれ、2009年ベイシスデザイン事務所設立。
マンションをはじめとして、戸建・商業施設など各種建築物の外観デザイン、
内装デザインを数多く手がける。2011年・2017年度グッドデザイン賞受賞。

Construction

明治40年の創業以来、「常に真心をこめて仕事に勤しみ、創意を尽くして
技術の向上に努め、建設を通じて社会に貢献すること」をモットーに
建設事業に取組む。金沢の重要文化財、公共事業などの実績多数。

重厚な佇まいに
煌めきを内包して。

住まわれる方を最初に迎えるのは、金沢市の木色の志に共鳴した木調の大庇と、岩を砕いたような壁を設えた重厚なエントランス。
その堂々とした構えの先には、金沢の伝統工芸・九谷焼の金彩から着想を得たゴールド色のエントランスドアをデザインしました。
邸宅の第一印象として、奥ゆかしさのなかに雅を纏う、金沢ならではの風情を物語ります。

Material

確かなクオリティをもたらす、こだわりのマテリアル。

木色の街並みに調和するよう、建物の造形の要を成す部分には、木調の素材をふんだんに採用。
外壁には落ち着いた彩度の色のタイルを用いて、周辺環境に馴染む佇まいを求めました。
さらにバルコニー手摺のガラス素材が透明感を演出することによって、生活感を和らげています。

金沢の芸術を地域で育み、
未来へと継承していくために。

「ジオ金沢近江町」のサブエントランス前の下近江町通りは、近江町市場の青果通り口へと続く道です。
そこを往来する人の視線を意識するとともに、この街の芸術性に寄与できるように、サブエントランスの壁にショウウィンドウを設置。
金沢にゆかりある芸術家の作品を展示し、新たなアートシーンの発信拠点を担います。

展示予定アート作品(参考写真)

※掲載の写真は2023年3月に撮影したものに一部CG処理を施しています。
※掲載のフロア概念図は、計画段階の図面を基に描いたもので、見え方・色調等実際とは異なります。
※掲載の真柄建設の実績写真は、金沢市の提供です。