CONCEPT
姉小路通から現地方向を望む
京の都心
空中写真
京の都心、その心髄を謳歌する中京区・田の字エリア。
京都市を形づくる11区においてその名が示す通り、京の中心を誇る中京区。
なかでも、四条烏丸交差点を中央に置く田の字エリアには市内随一の繁華街やオフィス街が広がり、
さらに交通の要衝や行政の中枢などの機能が集積。
都心の心髄を舞台に、古都の風情や現代の洗練を愉しみ尽くす日常が始まります。
なかでも、四条烏丸交差点を中央に置く田の字エリアには市内随一の繁華街やオフィス街が広がり、
さらに交通の要衝や行政の中枢などの機能が集積。
都心の心髄を舞台に、古都の風情や現代の洗練を愉しみ尽くす日常が始まります。

※掲載内容は令和2年度「京都市景観白書データ集」を基に作成。
都心に住まう悦びをさらに高める、
待ちわびた中京区アドレス。
京都のシンボルロード・御池通にほど近い姉小路通沿いの立地。
それは田の字エリアにおいて約3年ぶりのジオ、中京区アドレス。
都心を自在に愉しむ、得難い悦びがここにあります。
それは田の字エリアにおいて約3年ぶりのジオ、中京区アドレス。
都心を自在に愉しむ、得難い悦びがここにあります。
古都の趣きと都心の華やぎが融け合う、
京都ならではの田の字エリア。
東西南北に走る6つの大路に囲まれた田の字エリア。
そこには京都市により建物の用途や高さに制限が設けられ、京町家に代表される古き良き街並が今も随所に受け継がれています。
そこには京都市により建物の用途や高さに制限が設けられ、京町家に代表される古き良き街並が今も随所に受け継がれています。
幹線道路沿道地区・31m高度地区
職住共存特別用途地区・15m高度地区
御池通(約140m/徒歩2分)
古都の中心を貫き、京都の中枢を従えた都大路。
鴨川のほとりから元離宮二条城のお膝元まで、京都の中心部を東西に貫く御池通。
最大幅員約50mの通りは地下鉄東西線を擁し、その両側に建ち並ぶのは京都市役所をはじめ文化施設やホテル、多彩な商業施設。
規模や都市機能、そして景観においても、御池通は都大路と呼ぶにふさわしい象徴性を誇ります。
最大幅員約50mの通りは地下鉄東西線を擁し、その両側に建ち並ぶのは京都市役所をはじめ文化施設やホテル、多彩な商業施設。
規模や都市機能、そして景観においても、御池通は都大路と呼ぶにふさわしい象徴性を誇ります。

御池通の歩道
ゆったりとした道沿いにカフェが佇むペーブメント。四季彩豊かなケヤキ並木が歩く悦びを誘います。

京都市役所
(約1,480m/徒歩19分)
昭和初期の1927年に誕生した京都市の中枢。改修によりネオ・バロック様式の外観が蘇りました。

京都ホテルオークラ
(約1,640m/徒歩21分)
明治21年(1888年)より130年以上の歴史を継承。館内に和洋中のレストランやバーを有しています。
※2022年1月20日「ホテルオークラ京都」にホテル名変更
京都のシンボルロード「御池通」
京都市では、主要幹線道路であり祇園祭と時代祭の巡行ルートとして全国にその名を知られる「御池通」を京都を象徴する道路として整備。
そのデザインには「みち・にわ・ぶたい」というキーワードに従い、伝統を重んじつつ先進性を求めるとともに本物志向をイメージした京都らしさが表現されています。
そのデザインには「みち・にわ・ぶたい」というキーワードに従い、伝統を重んじつつ先進性を求めるとともに本物志向をイメージした京都らしさが表現されています。

image photo
勇壮かつ絢爛。都人の美意識が映える、祝祭の場。
御池通は、京都を代表する二つの祭りの舞台としてその名を馳せるところ。
町衆の心意気が薫る祇園祭のクライマックス、勇壮かつ優美な山鉾巡行。秋たけなわの都大路を彩るのは、時代祭の千年を超える歴史絵巻。
色鮮やかな賑わいに胸躍るひと時を、日常の中で味わう悦びがここにあります。
町衆の心意気が薫る祇園祭のクライマックス、勇壮かつ優美な山鉾巡行。秋たけなわの都大路を彩るのは、時代祭の千年を超える歴史絵巻。
色鮮やかな賑わいに胸躍るひと時を、日常の中で味わう悦びがここにあります。

祇園祭
日本三大祭の一つである、八坂神社の祭礼。宵山では各鉾町の威信をかけた「動く美術館」が絢爛豪華な姿で訪れた人びとを酔わせ、最高潮を迎える「前祭」と「後祭」では計33基の山鉾が御池通を巡行。巨大な山鉾が90度方向転換する辻回しを披露するたびに、夏を迎えた都大路はさらなる熱気に包まれます。

時代祭
平安神宮創建と平安遷都1,100年紀念祭を奉祝する行事として明治28年に始まった時代祭。最大の見どころは京都御所から御池通を経て平安神宮に至る、総勢約2,000名の歴史風俗行列。京都が誇る伝統工芸の粋を凝らした衣裳・祭具を身に纏い、現代に蘇った公卿、武将、志士たちが都大路を闊歩する姿は壮観です。

京の風情
亀末廣(約720m/徒歩9分)
古き良き街並に、時代を魁ける心を宿す姉小路通。
平安京の時代から洛中に位置し、往時の名称を悠久の時を超えて継承する姉小路通。
御池通のひとつ南を走る通りは都心にありながらも、町家に象徴される風情ある街並や老舗の暖簾を連綿と護り続けるとともに、
伝統と革新の融合を通して次代を拓く、京都独特の気風を漂わせます。
御池通のひとつ南を走る通りは都心にありながらも、町家に象徴される風情ある街並や老舗の暖簾を連綿と護り続けるとともに、
伝統と革新の融合を通して次代を拓く、京都独特の気風を漂わせます。

江戸時代からの老舗、京料理「二傳」
宝暦年間の創業以来、260年を超える歴史を今に受け継ぎ、現在は九代目が主を務める京料理の老舗。
姉小路界隈の人びとはもとより室町や西陣の商家に愛され続ける名物は古都の夏の風物詩と謳われる鱧料理。
「二傳流」と評される伝統の包丁さばきで供される逸品は、その姿と味で京都が誇る食文化の豊潤な奥深さを感じさせます。
姉小路界隈の人びとはもとより室町や西陣の商家に愛され続ける名物は古都の夏の風物詩と謳われる鱧料理。
「二傳流」と評される伝統の包丁さばきで供される逸品は、その姿と味で京都が誇る食文化の豊潤な奥深さを感じさせます。

高明親王家の邸宅址「高松神明神社」
平安時代に公卿たちの屋敷が軒を連ねたとされる姉小路通。
その名残りを今に伝えるのが醍醐天皇の皇子であり、西宮左大臣と呼ばれた源高明の邸宅址の「高松神明神社」。
高明の邸宅はのちに三条天皇の皇子の院所となり、後白河天皇の治世には内裏として繁栄。
保元の乱では平清盛らが参集したという史実が残されています。
その名残りを今に伝えるのが醍醐天皇の皇子であり、西宮左大臣と呼ばれた源高明の邸宅址の「高松神明神社」。
高明の邸宅はのちに三条天皇の皇子の院所となり、後白河天皇の治世には内裏として繁栄。
保元の乱では平清盛らが参集したという史実が残されています。

西陣織の新たな可能性を発信するフラッグシップストア。
江戸初期の元禄元年(1688年)、西陣で産声を上げた「細尾」。
老舗が拓く新たな地平がテキスタイルメゾン「HOSOO」の国内唯一の旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」。
卓越した職人技が創出する家具などのホームコレクション、ラウンジやギャラリーなどの空間に触れて未来を見据えた伝統工芸の粋を五感で堪能することができます。
老舗が拓く新たな地平がテキスタイルメゾン「HOSOO」の国内唯一の旗艦店「HOSOO FLAGSHIP STORE」。
卓越した職人技が創出する家具などのホームコレクション、ラウンジやギャラリーなどの空間に触れて未来を見据えた伝統工芸の粋を五感で堪能することができます。

旧京都中央電話局「新風館」
京都が近代都市への歩みを加速させていた大正末期、モダニズム建築の先駆けとして姿を現した旧京都中央電話局。
それから1世紀近い時を経て、歴史的なランドマークは建築家・隈研吾氏監修による「エースホテル京都」を筆頭にショップやレストラン、ミニシアターを擁する「新風館」として古都に新たなトレンドを発信し続けています。
それから1世紀近い時を経て、歴史的なランドマークは建築家・隈研吾氏監修による「エースホテル京都」を筆頭にショップやレストラン、ミニシアターを擁する「新風館」として古都に新たなトレンドを発信し続けています。

約400年、柚味噌づくりに勤しむ「八百三」
享保12年(1727年)の創業から大正期まで精進料理を生業とし、京都御所や知恩院などの社寺の御用達となった「八百三」。
初代が創案した柚味噌は精進料理に欠かせない調味料として創業時から「八百三」の料理に使われたもの。
今日、一子相伝の柚味噌はその愛らしい器も相まって京都を代表する名物の一つとなっています。
初代が創案した柚味噌は精進料理に欠かせない調味料として創業時から「八百三」の料理に使われたもの。
今日、一子相伝の柚味噌はその愛らしい器も相まって京都を代表する名物の一つとなっています。

文人墨客に愛され続ける「鳩居堂」
寺町姉小路上ル、本能寺の門前に本店を構える「鳩居堂」は薫香、文房四宝、和紙製品の商いを通して日本の伝統文化を守り育てることを理念とする老舗。
その創業は寛文3年(1663年)に遡り、儒学者の頼山陽をはじめ、画家の池大雅や田能村竹田など数多くの文人墨客との交流があったとされています。
その創業は寛文3年(1663年)に遡り、儒学者の頼山陽をはじめ、画家の池大雅や田能村竹田など数多くの文人墨客との交流があったとされています。
姉小路の風情を残すための未来へ向けた取り組み

灯りでもてなす姉小路界隈、姉小路行灯会。
地域に息づく文化や習慣の継承のために、姉小路界隈では住民によりさまざまな取り組みが行われています。毎年8月の終わりに、地蔵盆にあわせて開かれる姉小路行灯会もその一つ。通り沿いに手づくりの行灯が並べられ、町家の格子からもれる灯りとともに道行く人を優しく照らす催しは、京都の夏の新しい風物詩として知られています。
記憶の継承
庭屋一如。
<ていおくいちにょ>
奥の美学でつむぐ邸宅

Land Plan庭と建物と暮らしが一体となるように設計。
この邸だけにしかない風景美を創出する。
この邸だけにしかない風景美を創出する。
季節の移ろいを映す庭と一つになり、自然の息遣いとともに暮らす。
ランドプランには、日本古来の住まいづくりの思想である「庭屋一如」の実現を目指しました。
静謐を湛えた奥行きある空間に、従前の京町家の設えを受け継ぎ、京都固有の多彩な花木を植えた庭を配置。
美しい風景の連なりを創出し、都心の日常に四季折々の風趣とつながる悦びをもたらします。
ランドプランには、日本古来の住まいづくりの思想である「庭屋一如」の実現を目指しました。
静謐を湛えた奥行きある空間に、従前の京町家の設えを受け継ぎ、京都固有の多彩な花木を植えた庭を配置。
美しい風景の連なりを創出し、都心の日常に四季折々の風趣とつながる悦びをもたらします。

Gardenscape屋外と屋内を緩やかにつなぎ、自然に響きあう空間をデザイン。
エントランスアプローチからラウンジへと寄り添うように続く庭。
その景観をどこからでも愛でられるよう、各空間に開口部を設置。
また、開口部の位置や大きさをそれぞれ変えることで、庭の設えの変化を愉しめるよう工夫しています。
その景観をどこからでも愛でられるよう、各空間に開口部を設置。
また、開口部の位置や大きさをそれぞれ変えることで、庭の設えの変化を愉しめるよう工夫しています。



Plantingイロハモミジをはじめ、地域に馴染みのある植栽を施した庭づくり。
邸宅に四季の移ろいをもたらす庭に、京都でよく見られる木花を植栽。
新緑と紅葉が美しいイロハモミジをシンボルに、春から初夏、そして晩秋に至る季節の変化を色とりどりに映し出します。
新緑と紅葉が美しいイロハモミジをシンボルに、春から初夏、そして晩秋に至る季節の変化を色とりどりに映し出します。









image photo
Regeneration春日灯篭、手水鉢、景石、瓦… 従前建物の設えを継承。
かつてこの地に営まれた京町家の暮らしと歳月をともにした設えを継承。
土地の「記憶」をよみがえらせ、懐かしさと新しさが交差する景観美を創出します。
土地の「記憶」をよみがえらせ、懐かしさと新しさが交差する景観美を創出します。





シンボルツリーのイロハモミジ。
季節とともに装いを変える色が
暮らしを彩る。
季節とともに装いを変える色が
暮らしを彩る。

エントランスアプローチに設けた
春日灯籠。
歴史を感じさせる佇まいが邸宅の
顔に情趣を添える。
春日灯籠。
歴史を感じさせる佇まいが邸宅の
顔に情趣を添える。

庭に配したのは小端立てした瓦。
歳月を重ねたものだけが醸す風合いが、
緑彩と鮮やかな対比をなす。
歳月を重ねたものだけが醸す風合いが、
緑彩と鮮やかな対比をなす。
※掲載の空中写真は国土地理院(2020年8月撮影)を基にCG加工したもので、実際とは異なります。※掲載の環境写真は2021年8〜10月に撮影したものです。一部CG処理を施しております。※距離は地図上の概測で、徒歩分数は80mを1分として換算したものです。※掲載のイメージイラストは、計画段階の図面を基に描き起こしたもので行政官庁の指導、設計上の都合により仕様・色彩・植栽等が変更になる場合がございます。タイルや各種部材につきましては、実物と質感・色等の見え方が異なる場合があります。また、四季の植栽計画を同時に表現したものであり、特定の季節の開花状況を示すものではありません。竣工時の植栽はイメージイラスト程度には成長しておりません。また、エントランスホール内の家具・調度品は、実際のものと異なる場合がございます。※掲載の断面図は、計画段階の図面を基に部分的に描いたイメージで、実際の見え方・縮尺・色調等実際とは異なります。※掲載の従前建物の設え写真は、2020年10月・2021年9月に撮影したものです。また、一部CG処理を施しています。