買い物やグルメなど多彩に充実!
特に春は桜が咲き誇る
『武庫川桜づつみ回廊』での散策がおすすめ。
散策の合間に絶品イタリアンで食事を堪能したり、
新鮮な地元食材やお気に入りのパン等を
テイクアウトすれば
ピクニック気分で
桜鑑賞を楽しめます。
WEEKDAY
Accadi公式サイト
三田市三田町17-11
築100年以上の古き良き古民家の街並みが残る三田市三田町に佇む、絶品イタリアンが堪能できる名店。
本場イタリアや神戸で修行を積んだオーナーシェフ・福永さんが手がけるパスタは、まさに一級品。「Accadiのパスタが忘れられない」と、近隣のみならず遠方からもリピートするお客さまが多数。
2024年4月からは現在の場所へ移転し、業界で注目されている「薪火」を使った調理法をいち早く取り入れ、さらなる進化を続けています。
薪火で味わう、
本格イタリアンと古民家の温もり
ウチのお店の一番の特徴は、薪火を使った本格イタリアンを楽しんでいただけるところですね。薪火でじっくりと焼き上げると、素材のうま味やジューシーさ、香ばしさが存分に引き出されるんです。三田のほかのお店にはあまりない独自の料理法で、特別なお料理を提供したいと思っています。
あと、特にこだわっているのがパスタです。約4年半イタリアで修行し、本場の技術や味をしっかりと学んできました。帰国後も神戸のイタリアンや洋食のレストランでもシェフを務めて、さらに料理の幅を広げてきました。冬場に提供しているビーフシチューも、洋食での経験を活かした一品です。
また、当店は築100年以上の古民家をリノベーションした空間で、風情のある温かさや懐かしさみたいなものを大切にしています。時間がゆっくりと流れる中で、美味しい料理を楽しんでいただけたら嬉しいですね。
落ち着いた空間でゆったりと
イタリアンを楽しんでいただけるように
2024年の4月にこの場所に移転してくるまでは、三田駅前エリアで約9年ほど営業していました。ちょうど「ジオ三田」さんが建設される予定のあたりですね。
三田駅から目の前で、お昼休みのランチや仕事帰りに立ち寄っていただくのにはとても便利な場所だったんですけど、少し賑やかかな、と感じることもあったんです。
その点で、今の店舗は以前よりも広くなってテーブル席も増えたので、よりお客さまにくつろいでいただける空間になりました。お客さまの層も広がって、ママ友同士の主婦さんやファミリーのお客さまも多いですよ。昼でも夜でも、幅広い方に利用していただけるのが嬉しいですね。
駅からは少し離れましたけど周りも静かで、より落ち着いた雰囲気が演出できるようになったと思います。
地元の三田で、
お客さまとゆっくりと過ごせるお店を
独立して自分のお店を構えようと考えたとき、最初は神戸か三田かで迷いました。神戸には飲食店も多く刺激的な環境だったので、挑戦したい気持ちもあったんです。
でも、末永く地に足をつけてやっていくことを考えると、やはり地元でもある三田でスタートするのが一番良いんじゃないかと思いました。地元に戻って地域に貢献したい気持ちもありましたし、三田は野菜やお肉、魚介類といった食材が一通り揃う場所だから、料理人としても素晴らしい環境なんですよ。
三田の街の雰囲気も、とても好きです。新興住宅地として発展していて、いろんな人が住んでいるから面白いし、なにより人が温かいんですよね。
以前、神戸で働いていたときは隣の人が誰なのかすら知らないことが多かったんですけど、三田では近所の方が通りかかるたびに声をかけてくれたり、窓越しに挨拶してくれたり。こういうアットホームな感じって、どこかイタリアで働いていた頃の雰囲気にも似ているなぁって。
三田がもっと魅力的な街に育ってほしい
駅前の再開発を機に、三田はこれからどんどん人の流れが活発になっていくと思います。せっかく新しい動きがあるんですから、これからの三田は、若い人たちがわざわざ都会に出なくても楽しめるような街になってくれたらいいなと思います。
若者がもっと三田で買い物や遊びを楽しめる場所があれば、地元の人も喜んで足を運ぶでしょうし、むしろ市外からわざわざ来たくなるような、オシャレで話題性のあるスポットができたらいいなと思います。
三田が、地元の人も外から訪れる人も魅了するような、活気のある街になっていくことを期待してます。
花いちもんめInstagram
三田市中央町10-11
JR三田駅から徒歩3分の、三田駅前エリアにある人気フラワーショップ。
ブライダルや店舗ディスプレイの装花、フラワーアレンジの出張レッスンに加え、異業種スペシャリストとのコラボなども精力的に手掛け、Instagramのフォロワー数は7万人を突破。フラワー業界でも一目置かれている存在です。
三田市内のみならず、全国を忙しく駆け回るオーナーの堂内さんにお話を伺いました。
花いちもんめを継ぐまでの苦労と葛藤
今から10年前、親の代から「花いちもんめ」を引き継ぐことになったんです。
でも、その道のりは決して平坦じゃなかった。引き継ぐ前の3年間は、全国でもトップ5に入る大手の花屋に修行に出たんですよ。それが僕のキャリアの原点です。
あの頃は毎日、20時間は働いていましたね。今じゃ考えられないほど過酷な環境でした。いわゆる丁稚奉公ってやつです。でも、その時の経験は、自分にとっての自信と財産になりました。「あんな有名なところで修行をしてきたんだぞ」っていう、ある種のプライドのような。でも、実際に店を継ぐとなった時は、本当に苦労しました。自分と親のやり方がまるで違って、なかなかその溝が埋まらなかった。ただ業務をこなすだけの日々が本当に退屈だったし、正直言って最初は、お花のこともそんなに好きじゃなかった。
そんな中で転機が訪れたのは、店を継いでから2年ほど経った頃でした。母親が、がんで亡くなったんです。
この絶望的な経験が、自分の中のいろんなことに変化をもたらしました。若い頃は本当に常識のない人間で親に迷惑ばっかりかけていたし、「花いちもんめ」っていう屋号も、もっとオシャレな横文字に変えたいって、ずっと思ってたんです。でも、「花いちもんめ」の名前を捨ててしまったら親孝行にならない。親が残してくれた「花いちもんめ」を大事にしたいって気持ちが芽生えたんです。むしろ、この名前で全国区の花屋になってやる。
そんな決意が固まった時でもありました。
世界を広げてくれたSNS
ちょうどその頃、世間ではSNSが急速に普及し始めたぐらいの時期でした。
それまで自分では「おれの花って結構イケてる」って思ってたんですよ(笑) でも、SNSで全国や海外のフローリストたちの投稿を見ると、そのレベルの高さに圧倒されました。世界には本当にすごい人たちがいっぱいいるし、本気で「このままじゃヤバい」って思いましたね。
でも、その状況は逆に、僕にとってのチャンスでした。世界を一気に広げることができたから。
今までの人生で経験してきたことを全部、お花に詰め込んでやろうと思いました。波乱万丈だった人生そのものを、お花で表現してみようって。そんな「自分らしさ」を花で表現するようになったら、SNSのフォロワー数が一気に伸びたんですよね。これには本当に驚きました。
その後、店舗の2階をリフォームして、レッスンも始めました。それがきっかけで口コミが広がって、さらに多くの人たちが「花いちもんめ」に興味を持ってくれるようになりました。
自分の城(店)ができた瞬間
どの世界でも2代目って、すでに用意された枠みたいなものがあって、その中にすっぽりと収められているような感覚があるんですよね。でもその枠を一度ぶっ壊して、自分城(店)を作り上げた瞬間、仕事が一気に楽しくなりました。その頃から僕のところには、自分を助けてくれる人たちが自然と集まって来てくれるようになりました。楽しそうにしている人のところに、人って集まってくるんですよね。
これからも、仕事も遊びもワクワクすること以外はやらない。そう決めています。
品揃えへのこだわり
お花って、僕にとっては「鏡」のようなもので、お花を見れば生産農家さんの顔が浮かんでくるんですよ。良い花を作っている農家さんがいるとすごく興味が湧いて、その人のことをもっと知りたくなる。そういう時は、僕のほうから直接アポイントを取って、お話しさせてもらったりします。そうやって独自の仕入れルートを開拓していくことも多いですね。
去年から年間4回開催でスタートした東京レッスン、その時に大田市場に行きまして、あそこは品揃えが世界一なんです。市場に行って仲卸業者さんと交渉して、独自のルートで関西に送ってもらえるお花を商談したり。いろんなアプローチで少しでも良いお花を仕入れるために、いつも努力しています。
農家さんって、育てたお花を市場に出しても、誰に買ってもらっているのかわからない状態なんですよね。それだったら堂内さんに使ってもらいたい!って、農家さんにそう思ってもらえる存在になりたいんです。
三田にお店を構えている理由
よく「東京に進出しないんですか?」とか、「もっと店舗数を増やそうと思わないんですか?」って聞かれるんですけど、正直なところまったく、そんなことは思わないです。自分の目が届く範囲でしかやりたくない。それだけですね。今の状態で十分幸せというか、これ以上のことは望んでいません。
あと、三田でお店を構えている理由はやっぱり、母への恩返しという部分も大きいですね。それにSNSがあれば今の時代、どこにいても世界に向けて発信できるじゃないですか。だから東京に進出する必要もないし、なにより純粋に三田が好きなんです。自然も豊かだし、都会へのアクセスもいい。丹波市に実家があるんですけど、ちょうど良い距離感というか。
三田って、都会から離れてる割に駅前は栄えてるし、アウトレットとかも近いし、有馬富士のあたりや三田の北部には自然がたくさんあって、子どもと遊べる場所もたくさんあります。自然も都会もすぐそばにあるっていうのが、三田のいいところかな。
それと、三田駅前のエリアには、地域を盛り上げようとしている若手や同世代が経営する飲食店が、すごく多いんです。うちのレッスンに来てくれるお客さまも、レッスン終わりに近所の飲食店でランチしてくれたりするんですよ。
そういった飲食店さんともっとコラボして、三田を盛り上げていきたいなって思ってます。
三田駅前一番館
(キッピーモール)公式サイト
三田市中央町10-11
「キッピーモール」(正式名称:三田駅前一番館)は、三田駅を降りてすぐにあるショッピングモールとして、2005年9月15日に開業。地域の商業と活気を支える中核施設として期待され、賑わいと活気あふれるまちを目指すことをコンセプトに、その歴史をスタートさせました。
その「キッピーモール」を運営・管理するとともに、三田市のまちづくりを推進する「三田地域振興株式会社」の角勝さんに今回、お話を伺いました。
地域の暮らしに寄り添う
キッピーモールの歩み
キッピーモールの開業当初は、「三田阪急」をメインフロアに据えて、20代・30代のファミリー層から50代・60代のミドル層まで、幅広い世代のお客様で賑わっていたんです。
しかし、2021年に新型コロナの影響もあって、中核店舗だった三田阪急が閉店。関係者全員がショックを受けた決定でしたし、モールとしても非常に厳しい時期でした。それでも翌年には、外資系の大手コーヒーチェーンや無印良品が新たにメインフロアにオープンし、再び活気が戻ってきているのと同時に、お客様の層もガラッと若返ったような印象があります。あと、他のフロアに関しても開業以来、いくつかの店舗の入れ替わりがありましたが、地域のニーズに合ったお店が今も根付いてくれています。
市内の中心となる三田駅前エリアで、今後も地域に賑わいと活気を生み出し続けていきたいですね。
三田の暮らしやすさとその魅力
三田の良さって、いろいろな面で「ちょうどいい」ところだと思っています。
子育てがしやすい環境で有馬富士公園やウッディタウンの中央公園など、安心して子どもを遊ばせられる場所がたくさんあるんです。
大阪まで電車で40分ほどなので、都会へのアクセスも良好です。都会すぎず、かといって田舎すぎない「適度な田舎」感がとても住みやすいんですよね。そんな地域性のおかげか、車の渋滞もほとんど気になりません。もちろん、便利さや新しさでは都会には敵わない部分もありますが、三田には三田ならではの良さがあります。
都会と比べて空気も美味しいし、三田牛をはじめとする誇れる特産品も豊富。地元農家の新鮮な野菜が手軽に手に入るJAの直売所「パスカルさんだ」もあって、地産地消の意識がしっかり根付いているんですよね。これも、三田で暮らす魅力のひとつです。
三田の新たな魅力を作り出し
「地元愛」を育む
「シビックプライド」という言葉をご存知ですか?
自分たちの街をもっと良くして、誇れるものにしていこうという「地元愛」みたいなもので、三田でもその思いをもっと育てていきたいと考えています。ただ、三田は住むには良いところなのに、「三田って何があるの?」と聞かれると、答えに困ることがあるんです。それが知名度の低さにつながっている気がします。
例えば、三田に来たら「ここには絶対行っておいたほうがいい」「これだけは買って帰ったほうがいい」と言えるような場所や商品がもっとあれば、三田はもっと魅力的な街になると思います。有馬富士公園なども紹介しやすいスポットですが、どちらかというと子ども向けなので、大人も行きたくなるような場所も増えたらいいですよね。
三田駅前全体の再開発が一段落したら、週末には駅前通りを歩行者天国にして、朝マルシェやナイトマーケットなどを開催する構想もあります。あと例えば、武庫川沿いを歩いていたら、おしゃれなガーデンテラスのカフェがある……。
もしそんな空間ができれば、きっと多くの人が三田に足を運んでくれるんじゃないかなと思います。
阪急オアシス
三田駅前店公式サイト
三田市駅前町2-1 (キッピーモール内 1F)
キッピーモール1階にある、抜群のアクセスを誇るスーパーマーケット。
「安心・安全・美味しさ」をテーマに、新鮮で質の高い生鮮食品を提供し、地元の特産品を活かしたオリジナルフードや、昔ながらの製法にこだわる老舗の商品も数多く揃います。上質で多彩なデイリーフードも充実していると評判で、毎日の食事を豊かにするお惣菜なども、豊富にラインナップされています。さらに、生産者の顔が見える品揃えを充実させることで、お客さまが安心して商品を購入できる売り場づくりにも配慮しています。
また、毎週火曜日には恒例の「火曜市」が開催され、普段よりお得に商品を買い求めることができるため、たくさんの来場者で賑わう人気のイベントとなっています。
【TEL】079-553-8655
【営業時間】9:00〜21:50 (土日は21:00閉店)
【定休日】なし
無印良品
キッピーモール三田公式サイト
三田市駅前町2-1 (キッピーモール内 2F)
キッピーモールのメインフロア2階にある、三田市初出店の無印良品では、衣類やコスメ、家具、食料品など、幅広い生活用品を提供しています。
JR三田駅から直結でアクセスも良く、店舗内には、無印良品ならではのシンプルで機能的な商品が揃い、若者からご年配の方まで、日常の様々なニーズに応えています。
また、地域の生産者による食品や特産品を販売するマルシェ「つながる市」を不定期開催しており、地域の魅力を再発見できる場として、地域と人や、人と人とをつなげる取り組みも積極的に行っています。
【TEL】079-555-6141
【時間】10:00〜20:00
【定休日】なし
しまむら
キッピーモール店公式サイト
三田市駅前町2-1 (キッピーモール内 3F)
キッピーモール3階にあるファッションストア。多彩なアイテムを、手頃な価格で提供しています。
日常使いに適した衣料品やベビー・キッズ向けアイテムが豊富に揃っている点が魅力です。また、季節ごとの特集や旬のスタイルに合わせた商品が充実しており、定期的にお得なセールやイベントが開催されるため、幅広い層の利用客で賑わいを見せています。
【TEL】079-553-2303
【時間】10:00〜20:00
【定休日】なし
農協市場館
パスカルさんだ一番館公式サイト
三田市川除677-1
三田市街地からほど近い三田市川除にある、「JA兵庫六甲」が運営している農産物直売所。館内には地域の生産農家によって栽培された四季折々の野菜や果物、草花などが豊富に並んでいて、鮮度の高い商品が手に入ることでも知られています。
人気の特産品である「丹波黒大豆枝豆」や「六甲黒ゆたか」、「三田うど」に三田市が誇るブランド米「奥三田」も揃い、さらには、全国的にも知名度の高い高級和牛「三田牛」を購入することもできます。地元の美食家のみならず、遠方からクオリティの高い食材を買い求めるお客様や、多くのリピーターで賑わっています。
食材の販売以外にも、館内のフリースペースでは料理教室やフラワーアレンジメント教室なども不定期で開催。和やかな雰囲気の中で食材の魅力を再発見したり、新しいスキルが学べる機会を提供しています。
【TEL】079-563-7744
【時間】9:00~17:30
【定休日】年末年始
武庫川桜づつみ回廊
三田市天神1丁目
三田市を流れる武庫川沿い約25kmにわたり桜が咲き誇る、市内を代表するお花見スポット。
この回廊は兵庫県が1991年から10年かけて整備した「ふるさと桜づつみ回廊」の一部で、日本海から瀬戸内海まで県内の河川沿いを桜でつなぐ壮大なプロジェクトの一環として整備されました。ソメイヨシノを中心に約4000本の桜が川沿いに並び、毎年3月下旬から4月上旬に見頃を迎えます。
特に、新三田駅から広野駅までの3.5kmの区間は、鉄道橋を走る電車と桜が重なる美しい風景が見られるため、撮影スポットとしても人気です。また、春には「さんだ桜まつり」や「武庫川さくらと灯りのプロムナード」といったイベントも開催され、ぼんぼりの灯りに照らされた夜桜が、幻想的な雰囲気を演出し、多くのお花見客で賑わいます。
丹波立杭
YAMATOCAFE公式サイト
三田市三田町6-1
神戸電鉄・三田本町駅から徒歩4分の、三田町にあるパンケーキが大人気のカフェ。
素朴ながらも多彩な表情を見せる「丹波焼」の器に盛り付けられたボリューミーなパンケーキは想像以上にふわふわで、口の中でシュワッと溶けていくような食感が特徴。
甘さ控えめで、何枚でもパクパクと食べ進められるおいしさです。美味しい旬のフルーツをたっぷりとトッピングしたスイーツ系パンケーキから、エッグベネディクト風の食事系パンケーキまで、バラエティ豊かなラインナップ。さらに夏のシーズンはかき氷も人気で、滑らかなクリーム状のソース「エスプーマ」をたっぷり乗せた、多彩なフレーバーのかき氷を堪能することができます。
スイーツを楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごしたい人におすすめしたいお店です。
【TEL】079-506-7256
【時間】11:00~17:00 (L.O. 16:15)
【定休日】金曜日