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Design

悠久の時を紡ぐ石鳥居の傍らで、時を刻む。

□外観完成予想図
アシンメトリーな和デザインと四天王寺をモチーフとした
ファサードデザイン。
外観の大きな庇は、四天王寺の景観をモチーフに、街並みに馴染むヒューマンスケールを意識し、共用部と上層のプライベートな私邸空間を分けています。また、外観上部のマリオンの縦と横のラインはこの地に流れる時の重なりをイメージ。黒色と白色を交互に配置することで、リズミカルな抑揚も表現しています。さらに、基壇部の中心にラウンジを設け、右側にエントランスを配したアシンメトリーなデザインは、和の美意識を大切にしています。ファサードに設けた凹凸のデザインが建物に奥深い陰影を与え、その存在感をさらに際立たせます。
建物に多彩な表情を描きだす、厳選のマテリアル。

建物に多彩な表情を描きだす、厳選のマテリアル。
建物に精緻な表情を印象づける素材の選定にこだわりました。基壇部には、天然御影石を採用。その風合いが重厚感や上質感を感じさせます。朝から夜へ時間と共に変化する建物の基壇部は、四天王寺の石鳥居をモチーフに 表情が、街を行き交う人々の憧憬を誘います。
□エントランスアプローチ完成予想図
□1st Floor概念図
参道へと溢れだす温かな灯りが印象的なエントランスアプローチ。
参道側から見える、高さ7mを超えるオーナーズラウンジの大きな開口部。ガラス一面には、四天王寺内の様々な建物の配置から繋がる動きを縦と横のラインで表現しました。夜には、照明の灯りが外へと溢れだし、街とのつながりを感じさせてくれます。また、建物の南面は、谷町筋と参道を結ぶ小路を設け、夕日をイメージした壁面や四天王寺に見られる弁柄色をアクセントにした印象的なデザインを施しました。
オーナーズラウンジの印象的な照明と
温もりを感じさせる
意匠を施した迎賓空間。
□オーナーズラウンジ完成予想図
オーナーズラウンジの印象的な照明と
温もりを感じさせる
意匠を施した迎賓空間。
2層吹き抜けのオーナーズラウンジを飾るのは3つのリングが重なる印象的な照明のオブジェ。窓外に街の気配を感じながら、プライバシーが保たれた安心感のあるデザインです。温かみを感じさせる木目と格子状の壁面で構成し、ソファやチェアを配することで、モダンで落ち着いた空間に仕上げています。パブリックからプライベートへと心を解きほぐす迎賓空間としての設えが、上質な暮らしの趣きを感じさせます。
□オーナーズラウンジ概念図
□内廊下完成予想図
落ち着いた暮らしの動線がプライベートな私邸へと導く、内廊下設計。
「ジオ四天王寺一丁目」では、居室の独立性やプライバシーを守る内廊下設計を採用しました。上質なファブリックを配した床や木目調のドア、照明計画がもたらす落ち着きが、私邸へと誘う空間を優雅に演出してくれます。

ARCHITECTURAL IDENTITY

悠久から現代へと繋ぐ街の風情を、住まいに宿す。

Architectural Design|デザイン監修
「ジオ四天王寺一丁目」の外観デザインは、参道側は街並みに馴染むデザインで、人が集まりやすい明るく親しみやすい佇まい。谷町筋側はマンションの顔として重厚感があり、この地におけるランドマークとして象徴的なデザインとし、一つの建物として統一されたデザインを目指しました。外観の基壇部の設えや、2層吹き抜けのラウンジ空間、エントランス廻りの動線計画により表現しています。四天王寺に流れる“時”のなかで、この邸宅は新たな伝統として息づいていきます。
代表取締役
矢野目 寛子
YANOME HIROKO
株式会社エイチ・エー・デザインは、日本における多様化する現代のライフスタイルに対応するデザイン活動を行う為に、またその具現化においてより快適となるライフスタイルの為の設計・デザインを行うことを目的に創設されました。日常における"デザインの効用"をテーマに活動しています。