H様邸でホームパーティが開かれる際には、奥様が手料理を振る舞うことも多いのだそう。
イタリアンをよく作られるとおっしゃる奥様にキッチンの使い勝手について伺うと「コンパクトで使いやすいところがいいですね。いろいろな設備の中でも気に入っているのはディスポーザー。
以前の住まいにはなかったので期待はしていたのですが、思っていた以上に便利で重宝しています」とのこと。
また、オープンキッチンでリビング・ダイニングを見渡せる空間となっているところもお気に入りのポイントで、お料理をしながらパーティに集まったご友人たちとの会話を楽しんでいるそうです。
そんな奥様の手料理の隠し味となっているのが、ご主人がバルコニーで育てているローズマリー。
「オリーブやシソも育てているんですが、日当たりがいいからすくすくと成長しています。
オリーブは引越したばかりの頃に購入したものなんですけど、初めはとても小さかったのに今では娘の背丈くらいにまで大きくなりました」とご主人はうれしそうにおっしゃいます。
一方、お嬢様のご趣味は一昨年から習い始めたというピアノ。リビング・ダイニングの隣の子ども部屋からは、現在練習中だというメヌエットが聴こえてきます。
軽やかなメロディを奏でるお嬢様を、リビングから見守るご夫婦のやさしい表情が印象的でした。
F. シンプルなカラーでまとめた開放感あふれるキッチン。ご友人を招いてホームパーティを開くと、奥様はここで腕を振るわれます。
G. バルコニーに置いたハーブをお手入れするご主人。「ローズマリーを使ってマリネすると、なかなかウマいんですよ」
H. 譜面を広げてピアノを弾くお嬢様。やさしい旋律が住まいの中をゆったりと漂います。
I. ご家族自らがペイントされたというブルーの壁が印象的な主寝室
お引越から6年が経ち、こちらでの暮らしにもすっかり慣れたご様子のH様ご家族。内装は新築時からほとんど手を加えていないということですが、特に不満に思うところはないとおっしゃいます。
「広さも、間取りも、3人家族の私たちにちょうどいいなと満足しています。住まい探しを始めた当初は中古を買うつもりでしたが、この新築マンションと出会えてよかったなと思っています」と満足そうに話してくださいました。
外観は、周囲の閑静な街並みと調和する、シンプルで品のあるデザイン。ベージュやグレーといった落ち着いたカラーを基調とし、洗練された雰囲気を醸し出しています。
また、1階のエントランスホールには大きな窓が設けられており、ゆったりとしたソファに腰掛けると、マンション周囲に植えられた木々の緑が眺められます。
「表の道路には春になると桜のトンネルができるんです。なにげない日常の中で季節を感じられるっていいですよね」とご主人。その言葉からは、この街での暮らしに満足されているご様子が窺えました。
J. 窓ごしに植栽を眺められるエントランスホール。待ち合わせなどにも活用できる共用空間です。
※2017年11月撮影
