習志野市奏の杜は「津田沼」駅の南側一帯に生まれた新しい街だ。約35ヘクタールという広大なエリアで、「健やかな時間 (とき)が息づくまち」をコンセプトに開発が進められ、2013(平成25)年4月に待望のまちびらきを迎えた。
奏の杜を暮らしの場として考えると、交通アクセスの利便性は大きな魅力となる。最寄り駅となる「津田沼」駅からはJR総武線の快速と各駅停車が発着する。快速なら「東京」駅や「品川」駅、各駅停車なら「新宿」駅や「秋葉原」駅へダイレクトアクセス。「津田沼」駅から「東京」駅には快速で約28分、「新宿」駅まで各駅停車で約53分と所要時間も短く、東京都心方面への通勤・通学も快適だ。快速、各駅停車ともに「津田沼」駅始発の電車があり、少し並んで待てば座って移動できることもうれしい。
また、「津田沼」駅の北側には新京成線の「新津田沼」駅があり、「新鎌ヶ谷」駅や「松戸」駅など千葉県東部の移動もスムーズ。さらに、エリアの南側には京成線、京成千葉線、新京成線が乗り入れる「京成津田沼」駅がある。
奏の杜では、この美しい街を次の世代に引き継いでいくために、エリアマネジメント組織「一般社団法人 奏の杜パートナーズ」が組織され、奏の杜をさらに魅力ある街へ育てる活動を続けている。
暮らしやすさを実現するエリアマネジメント組織 「奏の杜パートナーズ」
一般社団法人「奏の杜パートナーズ」は、次の世代に引き継いでいける魅力的なまちに育てていくために発足した組織だ。2011(平成23)年6月に地権者を核としてスタートし、現在の会員数は、2015(平成27)年6月時点で1,000名を超えるほどに大きく成長している。
「奏の杜パートナーズ」は、防犯パトロールや通学時見守り、ごみゼロ運動への参加や広報誌の発行など、防犯・環境美化・イベント・広報などの施策を実施し、そして継続している。
例えば取り組みのひとつとして、各種サインの取り付けを行っている。「オレンジロード」「キャロット公園」「ラビット公園」と書かれた名称板の愛らしい名前は、公募によって付けられたものだ。
樹名板やペットマナーサイン、まちづくり啓発マナーサインも、地域各所に設置されている。
ウォーキングポストには、距離だけでなく、四季を感じてもらうための情報なども掲載している。これらは全て、皆さんが長時間に渡り議論を重ね、練り上げたものだそうだ。
奏の杜地区では、電線の地中化や、住宅の周りの緑地帯、エリア内の自動車のスピードを落とすイメージハンプ、防犯カメラなど様々な整備が施されている。将来的には、「奏の杜パートナーズ」がその維持・管理・運用を組合から引き継ぐ予定だ。
「奏の杜パートナーズ」は、何かをしてもらうという組織ではない。「自分たちでやっていく」、その活動の基盤となる組織なのだ。
美しい景観、緑豊かな公園。家族が暮らしやすい美しい街。
習志野市奏の杜は2013(平成25)年4月にまちびらきを迎えてからまもなく3年。
街を彩る木々も成長し、成熟した街へと進化を遂げてきた。
この奏の杜のまちづくりのテーマは「景観」、「安心・安全」、「環境」の3つ。
エリア内の電線を地中化するとともに、住宅の周りには「環境緑地」として緑地帯が整備されていることから、街全体が緑に包まれているような美しい景観が実現している。また、居住区の入口に設置し自動車のスピードを落とす「イメージハンプ」をはじめ、防犯カメラやデザイン性豊かな防犯灯など安全確保にも最大限の配慮がなされていることも魅力だ。
また奏の杜は緑が多いことも特徴で、エリアの約20%が緑地になっている。「津田沼」駅前にある「津田沼公園」をはじめ、エリア内の街区公園など、ファミリーで散策したり、子どもと遊んだりできる場所が多いこともうれしい。谷津方面へ足を延ばせば「谷津バラ園」がある「谷津公園」など大規模公園もあり、休日のお出かけスポットも豊富だ。
この美しい街を守り次の世代に引き継いでいくのは、「奏の杜パートナーズ」をはじめ、奏の杜に暮らす人全員。みんなで街を育てていく喜びも、このエリアに暮らす楽しみのひとつになりそうだ。
多彩な商業施設が身近に揃う。ベイエリアへのアクセスも良好!
奏の杜の最寄り駅となる「津田沼」駅周辺は、多くのショッピング施設が集まり、買い物の利便性が高いことも特徴だ。
エリア内にある「奏の杜フォルテ」は、スーパーマーケット「ベルク フォルテ津田沼店」とファッションや雑貨など24店舗の専門店が集まるショッピングセンター。「ベルク フォルテ津田沼店」は深夜0時まで営業しているのも便利だ。「津田沼」駅南口には「イオン モリシア津田沼店」をはじめ専門店が集まる「モリシア津田沼」もある。
さらに、「津田沼」駅の北口側には「イオン津田沼ショッピングセンター」や、「津田沼PARCO」、「イトーヨーカドー 津田沼店」などがあり、日用品からファッションまであらゆるものを手に入れることができるだろう。
奏の杜周辺には成田街道や千葉街道などの幹線道路も通っており、自動車の利用もしやすい。自動車を使えば、「ららぽーと TOKYO-BAY」や「IKEA船橋」といったベイエリアの大型ショッピング施設での買い物も気軽に楽しめる。
そのほか日本最大規模のフリーマーケットや、著名ミュージシャンの音楽イベントなど、さまざまなジャンルの催しが開催される「幕張メッセ」や、広大な芝生広場が心地よい「千葉県立幕張海浜公園」など幕張のベイエリアのレジャー施設も近い。
毎日の買い物から休日のショッピング、レジャーまで充実した暮らしを楽しめることも、奏の杜に暮らす魅力のひとつだ。
住所 | 千葉県習志野市奏の杜2-1-1 |
電話番号 | 047-493-7100 |
営業時間 | 9:00~24:00 |
住所 | 千葉県習志野市谷津1-16-1 |
営業時間 | 10:00〜21:00 (一部店舗により異なる) |
電話 番号 | 047-478-3969 |
住所 | 千葉県船橋市前原西2-18-1 |
営業時間 | 10:00〜21:00 (一部店舗により異なる) |
電話番号 | 047-478-5555 |
地元密着型の美味しいお店多数。奏の杜のグルメスポット。
奏の杜には、地元ならではのグルメスポットが点在。焼きたてにこだわるオープンフレッシュベーカリー、洗練されたイメージのイタリアン、こだわりのコーヒーが飲めるカフェなど、地元だからこそ味わえるグルメも、この街に住む楽しみのひとつだ。
ピーターパン 奏の杜店
千葉県内に6店舗を展開する「ピーターパン」は、“千葉県民で知らない人はいない”と言われるほど人気のベーカリー。その「奏の杜店」は、連日朝からお客さんが途切れることがないほど盛況を博している。
住所 | 千葉県習志野市奏の杜2-4-11 |
電話 番号 | 047-403-2201 |
営業時間 | 7:00~20:00 |
定休日 | 木曜日 |
el corazon(エル・コラソン)
京成線「谷津」駅南口から徒歩3分、スペイン語で「胸のときめき」という意味のレストラン。
グランドメニューの他に、季節の食材を使った月替わりの黒板メニューもあり、その日の仕入れやシェフの遊び心で少しずつ変えている。イタリア産のワインも豊富に用意されているので、自分だけのマリアージュを見つけるのも楽しい。
住所 | 千葉県習志野市谷津4-4-31 |
電話番号 | 047-452-4649 |
営業時間 | 11:00~15:00(L.O.14:00)、17:00~翌3:00(L.O.翌2:30) |
定休日 | 年中無休 |
カフェ・シャローム 津田沼店
色鮮やかなケーキがショーケースの中に並ぶ喫茶店「カフェ・シャローム」。イートーンスペースもあり、店内で焼いているワッフルやサンドイッチなど軽食をいただくことができる。
店内で頂けるコーヒーには1杯ごとのハンドドリップ。丁寧に淹れたコーヒーの味を楽しめる。
住所 | 千葉県習志野市津田沼1-2-13 OKビル2F |
電話番号 | 047-476-1113 |
営業時間 | カフェスペース9:00~22:00、ケーキスペース9:00~22:30 |
音楽が溶け込むまち・習志野市奏の杜。学びにも恵まれた環境。
奏の杜がある習志野市は、玄関口となる「津田沼」駅の南口にパイプオルガンのモニュメントが置かれるなど、音楽の街としても知られている。奏の杜という地名も音楽の街にあることから名付けられたものだ。
学校での音楽活動もさかんで、習志野市内には「習志野市立谷津小学校」の管弦楽クラブや「習志野市立第一中学校」の管弦楽部、「習志野市立習志野高校」の吹奏楽部など全国コンクールで優勝するほどの実力を誇るスクールオーケストラが多数ある。
「津田沼」駅前にある「習志野文化ホール」は、音楽の街、習志野の拠点となる施設だ。「習志野文化ホール」で毎年開かれている「ならしの学校音楽祭」は多くの市民が楽しみにしている音楽イベントで、音楽コンクールの全国大会や関東大会などで好成績を収めた習志野市内の小・中学校、高等学校が出演する。このコンサートへの出演が習志野市内の学校の児童、生徒たちのモチベーションになり、「音楽のまち習志野」を支える原動力になっているという。
習志野市内では、子どもたちだけではなく、多くの音楽団体があることも特徴だ。毎年夏に開かれる市民まつり「習志野きらっと」の舞台や、年末を飾る風物詩「習志野第九演奏会」など、四季を通して多くの音楽イベントが開かれ、幅広い年齢の人たちが音楽に親しんでいる。
他にも、「津田沼」駅南口に広がる「千葉工業大学」をはじめ「東邦大学」、「日本大学」といった大学のキャンパスが集まる習志野市は文教都市として機能も持つ。高校野球やサッカーの強豪校として全国的に知られる「習志野市立習志野高校」などスポーツに力を入れている高等学校も多い。
「習志野市立谷津幼稚園」、「アスクかなでのもり第二保育園」など幼稚園や保育園も充実。奏の杜のまちづくりの進捗に伴い、子育てファミリーが増加したことから2015(平成27)年10月に「キッズ・ガーデン奏の杜園」が開園するなど、新たな子育て施設も誕生。さらに子育てしやすい街になった。