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Position

横濱、みなと大通り。
人生というドラマを生きる。

風、音色、香り、横濱・港暮らしの情緒。
街の記憶を受け継ぐ、歴史的建造物が立ち並ぶ街並み。
瀟洒な街に相応しい活気と賑わい。
そのすべてが、横濱の象徴。
横濱・みなと大通り。
このまちの物語を愛する大人たちへ。
いま、人生というドラマを生きる。

空撮

横濱が発展へと踏み出す歴史は、
この地からはじまった。

歴史があるというだけで
価値があるわけではない。
どのような歴史を歩んできたか、それが重要。
ここは、横濱が大都市へと
発展するに至る起点となった地。
国際色豊か、先進性、独自の街文化、洗練…。
すべてはこの地が、
歴史の表舞台に躍り出たことにはじまる。

  • 神奈川県庁〔絵はがき〕大正初期【横浜開港資料館所蔵】

    神奈川県庁〔絵はがき〕大正初期
    【横浜開港資料館所蔵】

  • 横浜税関〔絵はがき〕明治後期(海側からの光景)【横浜開港資料館所蔵】

    横浜税関〔絵はがき〕明治後期(海側からの光景)
    【横浜開港資料館所蔵】

  • 本町通り〔彩色写真〕明治20-30年代(左:生糸検査所・町会所 右:横浜郵便電信局)【横浜開港資料館所蔵】

    本町通り〔彩色写真〕明治20-30年代
    (左:生糸検査所・町会所 右:横浜郵便電信局)
    【横浜開港資料館所蔵】

  • 横浜弁天通り〔絵はがき〕明治末~大正初期【横浜開港資料館所蔵】

    横浜弁天通り〔絵はがき〕明治末~大正初期
    【横浜開港資料館所蔵】

1859
  • 時は幕末、ペリー提督率いるアメリカの軍艦が浦賀沖に現れて開国を迫る。翌年の1854年、幕府は日米和親条約を横濱村で締結する。1858年には、自由貿易を認める日米修好通商条約も締結。次いで、オランダ、ロシア、イギリス、フランスとも通商条約を結び、日本は開国へと踏み出しました。開港場を設けるにあたって、幕府は日本人と外国人の接触を避けるため、東海道から離れた横濱村を選び、1859年に開港。当時の横濱村は三方が川に囲まれた出島のような地域で、その東側に外国人居留地が設けられました。
    開港場に入るための橋には関門という関所のようなものが置かれたため、その内側を「関内」、外側を「関外」と呼ぶようになります。以後、関内は街としての整備が進行し、みなと大通りや日本大通りなどの主要な通りが完成。同時に、横浜道や日本初の鉄道など、神奈川宿と開港場(関内)を結ぶ交通インフラも整えられました。こうした街の発展は関外へも波及していき、1889年には関内とその周辺エリアにおいて市制が施行されました。こうして横濱は国際都市への道を歩みはじめることとなったのです。

数々の建築が、西洋文化を
柔軟に取り入れた記憶を物語る。

かつて船員たちが航海の安全を祈り、
入港の目印としたキングの塔・クイーンの塔・
ジャックの塔と称される横浜三塔。
その愛称は、トランプのカードに例えて
名づけたといわれ、
それは、いつしかすべてを巡れば願いが叶う
「横浜三塔物語」として伝説となった。
大正・昭和のモダニズムを
今へとつなぐ、横濱・みなと大通り。
ここには、語られるストーリーがある。

  • 1. 神奈川県庁(キングの塔)
    2. 横浜税関(クイーンの塔)
    3. 横浜市開港記念会館(ジャックの塔)
    4. 旧横浜英国総領事館(横浜開港資料館旧館)
    5. 旧横浜商工奨励館(横浜情報文化センター)
    6. 旧横浜市外電話局(横浜都市発展記念館、横浜ユーラシア文化館)
    7. 旧本町旭ビル(綜通横浜ビル)
    8. 旧横浜正金銀行本店本館(神奈川県立歴史博物館)
    9. 旧三井物産横浜支店倉庫(三井物産横浜ビル)
    10. 旧三井銀行横浜支店(三井住友銀行横浜支店)
    11. 旧露亜銀行横浜支店(la banque du LoA) 
    12. 旧横浜居留地48番館
    13. 旧日本基督公会(横浜海岸教会)
    14. 横浜貿易会館
    15. 旧日本綿花横浜支店事務所棟(THE BAYS)
    16. 横浜公園
    17. 旧横浜生糸検査所(横浜第2合同庁舎)
    18. 旧日本郵船横浜海岸通倉庫(日本郵船歴史博物館)
      ※2026年10月再開館予定
    19. 弁三ビル

  • 開港によって関内エリアに 外国人が居留するようになると、西洋文化が一気に流入。
    石鹸、ビール、アイスクリーム、パン、西洋野菜、牛鍋、
    新聞、ガス灯、近代水道、競馬、写真、洋式公園などが
    日本で初めて横濱で誕生し、
    それらは「横浜もののはじめ」と言われて
    日本中に広まっていきました。
    西洋化の波は建築物にも及び、明治から昭和初期にかけて、
    ルネサンス様式やネオ・バロック様式の西洋建築が
    次々と築かれます。
    本プロジェクトの計画地が位置するみなと大通り沿いにも、
    五重塔をイメージさせる神奈川県庁本庁舎、
    イスラム風の塔が特徴の横浜税関、
    時計塔のある横浜市開港記念会館が誕生。
    現在も、それぞれが「キング」「クイーン」「ジャック」と
    称される「横浜三塔」として注目されるほか、
    周辺には数多くの歴史的建造物が集積し、
    街に異国情緒を漂わせています。

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    神奈川県庁

    横浜税関(2023年5月撮影)

    横浜市開港記念会館(2023年8月撮影)

  • 旧横浜英国総領事館(横浜開港資料館旧館)
    (2023年5月撮影)

  • 旧横浜商工奨励館(横浜情報文化センター)
    (Image Photo)

  • 旧横浜正金銀行本店本館(神奈川県立歴史博物館)
    (Image Photo)

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