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秋の衣替え前に! 片付けが楽しくなるクロゼット収納のコツとは?

「部屋の中にいつもモノがあふれている」「整理整頓や片づけが苦手」「季節の変わり目はとりあえず着るものだけ引っ張り出す」そんなお悩みを抱えている方も少なくないと思いますが、部屋の中が散らかってしまう原因は“収納そのものの使い勝手”に課題があるかもしれません。まずは収納方法を見直し、片付けしやすい収納スペースをつくると、整理整頓の習慣が自然に身につくようになり、常にキレイな部屋をキープできるようになります。そこでジオプラットでは、これから待っている秋の衣替えにも役立つ「片付けが楽しくなる、クロゼット収納のコツ」についてご紹介します。

まずは要らないモノを思い切って処分!断捨離で収納スペースに「ゆとり」をつくる

片付けや整理整頓が「面倒だ」と感じてしまうのは、そもそも収納スペースの中が整理整頓されておらず「探すのが面倒」「取り出すのが面倒」「しまうのが面倒」になってしまうから。逆に、「何がどこにあるか?」が一目瞭然でわかる機能的な収納スペースをつくれば、片づけ作業がどんどん楽しくなるはずです。そこで、まずは「収納スペースにゆとりをつくること」からスタートしましょう!洋服を詰め込みすぎたクロゼットなら、すでに存在すら忘れていた昔のアイテムが奥のほうに眠っているはず。一度クロゼットからすべての洋服を取り出して、自分のサイズや流行と照らし合わせながら「まだ着れる」「もう着ない」「また着るかもしれない」の3種類に分類し、「もう着ない」アイテムは思い切って処分しましょう。理想は、クロゼットの3分の2ぐらいの量まで洋服を減らすこと。こうすることで大切な衣類のシワもつきにくくなり、その日に着たい洋服を取り出すときもスムーズに探しやすくなります。

市販の衣装ケースや収納ボックスでおしゃれにカスタマイズすると、片付けが楽しくなる

市販の衣装ケースや収納ボックスでおしゃれにカスタマイズすると、片付けが楽しくなる

クロゼットの中へ洋服をしまうときは、コートやワンピース、ジャケットやスカート・ズボンなど、ハンガーパイプへ吊るす衣類の「長さ(丈)」に合わせて収納ゾーンを分けるようにすると、吊るした衣類の下に空きスペースができ、限られた収納空間を無駄なく活用できます。空きスペースの採寸を行い、そこへぴったりとハマる衣装ケースや収納ボックスを購入しましょう。

ちなみに、衣装ケースや収納ボックスには様々なタイプがあり、ワイシャツなど平置きしたい衣類にぴったりな「引き出しタイプ」、目隠し効果が高く下着類をしまうのに適した布製の「ファスナータイプ」や籐製の「フタ付きタイプ」 、自分好みに積み重ねてカスタマイズできる「システム収納タイプ」などがありますが、特にこれからお子さんが成長期に入り、家族のライフスタイルが変化していく可能性の高いお宅の場合は、収納場所を変えてもアレンジして使いやすい「システム収納タイプ」がオススメです。

また、それぞれのボックスサイズに合わせて衣類のたたみ方を変え、靴下や下着類は「“立てて”しまう」ようにすると、アイテムを取り出しやすくなるほか収納効率もアップします。このとき、100円ショップなどで購入できるブックスタンドや不織布の仕切りケースなどを使って引き出しの中を仕切るようにすれば、“立てる収納”もスムーズに行えます。

モノの定位置を決めて「マイ収納ルール」をつくることで、クロゼットがより使いやすくなる

クロゼットの中でも、日ごろよく使うアイテムは下段に、あまり使わないアイテムは上段にしまうように心がけ、普段からモノをしまう定位置を決めるようにしておくと、必要なアイテムを探すときの“時短”にもつながります。

例えば、上段には型崩れが心配な帽子や、冠婚葬祭用のバッグなど、使用頻度の少ないアイテムを取手付きの収納ケースに入れておくと、棚から取り出すときも便利。下段には“立てる収納”としてアレンジした収納ボックスを配置すると、上からボックスの中をのぞきこむことができるため、片付け作業もスムーズに行えます。

モノの定位置を決めて「マイ収納ルール」をつくることで、クロゼットがより使いやすくなる

また、夏場に汗をかいたときや、食事会の後でニオイが気になるときなど、帰宅後すぐにクロゼットの中へ衣類をしまいたくない場合は、居室のドア枠や収納フレームに突っ張り棒を設置して「衣類の一時保管場所」をつくっておくのもオススメ。衣類消臭剤を使ってしっかり消臭・乾燥させてからしまうようにすると、クロゼットの中にイヤなニオイがこもりません。

多機能ハンガーなどアイデア商品を活用すると、クロゼットの省スペースに

クリーニングから衣類が戻ってきたら、ビニールがかかったハンガーのままクロゼットの中へしまうという方も多いと思いますが、それはNG。実は、ビニールには透明感を保つための酸化防止剤が使われており、それが揮発して衣類に触れると黄ばみなどの変色を起こしてしまうことがあります。クロゼット内の通気性や防虫効果を高め、衣類の型崩れを防ぐためにも、クリーニング戻りのビニールやハンガーは一度外してからしまうようにしましょう。

このとき、クロゼット用のハンガーをすべて揃えるようにすると見た目にも整然とした統一感が生まれるほか、場所をとらない「スリムハンガー」や「滑り止めハンガー」「ネクタイハンガー」「スラックスハンガー」など、用途別の多機能ハンガーを使うと収納空間の省スペースにつながります。また、クロゼットの扉の裏側などを活用して「ドアハンガー」や「S字フック」を取り付けておくと、スカーフやアクセサリーなどの小物類の収納に便利です。

いかがでしたか?クロゼットの中の整理整頓は“頭の中の整理整頓”と同じで、日ごろから機能的な収納を心がけるようにすると、その人の生活や志向の改善につながる効果もあるのだとか。

最近の新築分譲マンションでは、従来の固定棚を無くして、クロゼットを自分好みの収納スタイルに変更できる「可動棚付きクロゼット」が増えているほか、《ジオ》シリーズが提案する『ジオフィットプラス』では、家族分の靴を最大限に収納できる『DAYS BOX(下足箱)』や、収納ボックスのサイズに合わせてカスタマイズできる『DAYS クロゼット』、客用布団などのかさばるアイテムもスムーズに保管できる『押入れクロゼット』など、機能的なシステム収納を採用しています。暮らし方にマッチした“理想の収納スペース”で住まいを選ぶようにすると、片づけがもっと楽しくなるかもしれませんね。

※プランの都合上、システム収納の採用の無いこともございますので、ご了承ください。

DAYS BOX(下足箱)

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押入れクロゼット

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