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秋にぴったりな香りはどれ?心と身体を癒してくれるアロマのススメ

ようやく過ごしやすい季節になってきましたが、連日の真夏の猛暑に耐えた秋のカラダは少々お疲れ気味。そこで今回のジオプラットでは、心と体を癒してくれる「秋のおすすめアロマ」についてご紹介します。秋の夜長を心地良い香りとともに過ごしてみませんか?

まずはここから知っておきたい、アロマについての基礎知識

Close up of a bottle of fragrance diffuser with reeds. Tea light candles and an oil burner in the background. Shallow depth of field.

ラテン語を起源とする「アロマ」は、芳香・香りのことを意味する言葉。フランス人調香師のルネ=モーリス・ガットフォセが、ラベンダーの治癒力に魅了され、「アロマテラピー(芳香療法)」という造語を創り出したことがきっかけとなって、その効果が世界に広まったと伝えられています。

アロマを愉しむ方法には様々ありますが、中でもお馴染みとなっているのは「エッセンシャルオイル(精油)」を使ったアロマテラピーでしょう。エッセンシャルオイルは植物の香り成分を抽出した天然のオイルで、数種類の香りを使い分けることによって「鎮静・消化促進・ホルモン調整・免疫賦活・抗ウイルス」などの作用が期待できると言われています。アロマテラピーで使用されるエッセンシャルオイルの種類は200種類を超えるので、まずは「7つのタイプ」を覚えて、自分に必要な香り・相性の良い香りを選びましょう。

エッセンシャルオイルは7つのタイプの香りに分類される

■柑橘系(ベルガモット・レモングラスなど)・・・・・・気分を明るく前向きにしたいとき
■フローラル系(ラベンダー・カモミールなど)・・・・・・不安なとき、ストレスを解消したいとき
■ハーブ系(ミント、ローズマリーなど)・・・集中力を高めたいとき、気分を切り替えたいとき

■スパイス系(シナモン、ジンジャーなど)・・・・・・カラダが疲れているとき、カラダを温めたいとき
■エキゾチック系(イランイラン、サンダルウッドなど)・・・・・・心を落ち着かせたいとき
■樹木系(シダーウッド、ティートリーなど)・・・・・・気持ちを落ち着けたいとき、リフレッシュしたいとき
■樹脂系(フランキンセンス、ミルラなど)・・・・・・憂鬱を解消したいとき、平常心を取り戻したいとき

秋にぴったりなエッセンシャルオイルとアロマの使い方

Brown herbal extraction bottle with a dropper.

気温が徐々に下がって日没時間が早くなり、カラダが冬支度をはじめる秋は、心身が揺らぎがちな季節。そのため、気分を落ち着けたり、心のバランスをとってくれるエッセンシャルオイルがおすすめです。

■ラベンダー
エッセンシャルオイルの中でも「万能オイル」と呼ばれているラベンダー。鎮静や安眠の効果があるため、心地よい眠りへと導いてくれます。自律神経のバランスを整える効果があるので季節の変わり目におすすめです。

■サンダルウッド
日本では「白檀」としてお馴染みのサンダルウッドは、神経の興奮状態を抑え、不安を落ち着かせてくれる効果があります。また、不足したお肌の水分を補う効果も期待でき、乾燥しがちな秋のお肌に潤いを与えたいときにぴったりです。

■ペパーミント(ハーブ系)
どちらかというと初夏から夏のイメージがあるペパーミントですが、実は空腹を忘れる効果があるとの論文も報告されており、秋にもおすすめ。おうちで映画を観ながらついつい甘いものに手がのびてしまう…というときは、ペパーミントの香りで気分転換を。食欲の秋にも効果を発揮してくれます。ただし、脳の働きが活性化する効果もあるので、就寝前の使用は避けたほうが良いでしょう。

This is a photo that shows the things that are

専用のアロマポットやディフューザーがなくても、エッセンシャルオイルを身近に使いこなす方法があります。たとえば、オイルを数滴垂らしたティッシュペーパーを置いておくだけでも、お部屋の中に心地良い香りが広がりますし、寝室で使いたい時は、枕カバーなどのリネン類を洗濯するとき、柔軟剤にエッセンシャルオイルを混ぜて使うようにすると、大好きな香りに包まれながら眠りにつくことができます。

また、抗菌作用に優れたエッセンシャルオイルなら「ティートリー」がおすすめ。ティートリーはオーストラリアの先住民族アボリジニが万能薬として使っていたとされる精油で、マスクにスプレーするとウイルスの増殖を抑える効果があり、インフルエンザ予防にも効果が期待できると言われています。なお、マスクにスプレーするときは、30センチぐらい離れたところから外側にふわっと吹きかけること。内側にスプレーすると、精油成分が直接お肌に触れて刺激になってしまうことがあるため気を付けましょう。

【抗菌スプレーのつくりかた】
●精製水・・・・・・30ml
●エタノール・・・・・・3ml
●ティートリーのエッセンシャルオイル・・・10滴

上記の材料をスプレー容器に入れればできあがりです。また、マスクによる肌荒れが気になる人は、抗炎症・抗菌作用のある「ローズウッド」のスプレーをつくってみては?マスクの蒸れによるニキビなどの炎症を鎮めてくれるほか、お肌のアンチエイジング効果も期待できるそうですよ!

《ジオ》オリジナルの香り、アロマリードディフューザー。

「アロマセラピーで空間をデザインする」をコンセプトとするアロマ空間デザイン会社『@aroma』と『阪急阪神不動産』の共同開発により、《ジオ》のマンションギャラリーでも使用している100%天然のエッセンシャルオイルをブレンドしたリードディフューザーが誕生しました。
オレンジ、ベルガモット、ホーウッド、サンダルウッド等、10種のアロマをブレンドし、柑橘のフレッシュさの中に、深みのあるウッドが落ち着きをもたらす上品な香りに仕上げました。
ご興味のある方はぜひお試しください!

「ジオアロマ」の詳細はこちら


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