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Townguide > Central 千代田区 一番町

日本を動かしてきた中核・千代田区。 江戸時代の名残り、邸宅街との調和を感じる「番町」に暮らす。

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皇居の西側一帯に広がる「番町」。江戸時代より永きに渡り屋敷町として成熟した「一番町」には、今なお大きな御屋敷が建ち並んでいる。最寄駅である東京メトロ半蔵門線「半蔵門」駅5番出口を降りて北へ歩むと、洗練されたカフェやレストランが現れ、南法眼坂を境に落ち着いた住宅街へと切り替わる。その住宅街を取り囲むように、英国大使館や麹町警察署、多数の大学等も点在している。
また、電車の路線も4駅7路線の利用が可能。車の移動も南北西を靖国通りと新宿通り、東は内堀通りに囲まれているなど利便性が高い。
さらに、治安の良さも魅力の一つであり、文教の薫りに包まれた穏やかな日々が、「都心に暮らす」歓びを確かなものにしてくれるだろう。

半蔵門
半蔵門

甲州街道の起点とも言うべき門。赤坂御所に近い門のため皇室の方が出入りすることも。名称の由来は諸説あるが、この門を警護した服部正成・正就父子の通称「半蔵」に由来。

番町文人通り プレート
番町文人通り プレート

麹町大通りと大妻通りをつなぐ通りは、「番町文人通り」と呼ばれ、有島武郎、与謝野晶子・鉄幹、島崎藤村、泉鏡花など多くの文化人が居住。旧居跡には案内プレートが設置されている。

現代へと受け継がれる「番町」の歴史

江戸時代から続く「番町」は、当時から武家屋敷が建ち並ぶ地であった。その名の由来は、徳川家康が城の西側の守りを固めるために「大番組」という旗本たちを住まわせたことから。明治になると、武家屋敷は政府役人の官舎や華族の屋敷にとって代わり、英国大使館もこの地へ移ってきた。また、作曲家の滝廉太郎や小説家の武者小路実篤など多くの文化人にも愛され、彼らの旧居を記したプレートも「番町文人通り」沿いに見られる。時を経ても色褪せることなく美しさを極めていく街並みは、この街が特別であることを証明している。

英国大使館
英国大使館
番町文人通り
番町文人通り

進化する千代田区のセンターポジション

皇居を中心に広がる「四ツ谷」駅、「飯田橋」駅、「東京」駅八重洲エリアなど、千代田区周辺の街は、いま発展著しい進化の只中にある。2020年にオープンした「コモレ四谷」を軸に市街地再開発が完了した「四ツ谷」駅周辺は、オフィスとしての顔に、ショッピングやグルメ、憩いの場の魅力が加わり、新たな街並みを形成。さらに、現在も日比谷エリアで構想中の「(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画」、「東京」駅八重洲エリアの「東京駅前常盤橋プロジェクト」など、複数の大規模再開発が発表されている。「番町」は、進化する街を多数従えるセンターポジション。穏やかに暮らしながら、期待に胸がふくらむ未来を日々謳歌できる。

【四谷エリア】
①コモレ四谷(2020年完成)

【日比谷エリア】
②(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画

【飯田橋エリア】
③飯田橋駅東地区第一種市街地再開発事業

【秋葉原エリア】
④外神田一丁目南部地区
 第一種市街地再開発事業

【東京駅八重洲エリア】
⑤東京駅前常盤橋プロジェクト

【大手町エリア】
⑥Otemachi One(2020年完成)

コモレ四谷
コモレ四谷
(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画
(仮称)内幸町一丁目街区 開発計画

出典:内閣府「第19回東京都都市再生分科会」配布資料より(2021年6月)

住居地域×文教地区×美しい四季が出逢う「一番町」

幾つもの再開発が進行中の千代田区は、そのほとんどが商業地域等の業務地区に指定され、住居地域は区面積に対して僅か約38.8%。そのほとんどが番町アドレスに集中しており、いかに穏やかな住宅街であるかがわかる。さらに、千代田区面積に対して約12.8%しかない第一種文教地区も番町に集中。多彩な教育施設が揃うなど、文教の薫り漂う街並みを形成している。
また、「一番町」は、その中でも皇居に接するエリア。春に咲き誇る千鳥ヶ淵の美しい桜は、ここが都心であることを忘れさせるほど。四季折々の表情を変える風景に出逢えることも、この街に住む魅力といえる。

出典:千代田区「2018千代田の土地利用」

住居地域(用途地域図)
住居地域(用途地域図)
文教地区(地域地区図)
文教地区(地域地区図)
千鳥ヶ淵
千鳥ヶ淵

千鳥ヶ淵は皇居内にあるお濠(ほり)で、その形が「千鳥」に似ていることから名付けられた。徳川家康が入府した頃の江戸は海に面した低湿地で、井戸水には大量の塩分が含まれていたとか。そうした問題から、飲料水を確保しようと近くの河川をせき止めて千鳥ヶ淵が誕生。貯水池として多くの飲料水が確保され、江戸の人たちの生活を支えるとともに、街の発展に寄与。現在は、都内有数の桜の名所として、たくさんの人たちに歓びを届けている。

華やかな日常が手に入るショッピング&レジャー。

周辺には、普段使いできる複合商業施設や自然派のスーパーマーケットが点在しているほか、アート&カルチャーを鑑賞・体験できる劇場も豊富。千鳥ヶ淵公園やボート場では、四季折々の風景を楽しめるなど、一年を通して素敵なシーンを届けてくれる。大切な人と一緒に、華やかな日常を過ごせることも、都心ならではの魅力といえる。

コモレ四谷「コモレモール」

39の専門店が集う商業施設「コモレモール」を中核に、公共施設の「四谷スポーツスクエア」「四谷クルーセ」、地上30階のオフィス棟から形成される複合施設。約5,000㎡の緑豊かな「コモレビの広場」も併設されている。

住所東京都新宿区四谷1-6-1
電話番号03-5369-2335
営業時間7:00~24:00 ※店舗により営業時間が異なります。
定休日年中無休 ※店舗により営業時間が異なります。

自然食品 F&F 麹町店

全国各地の直接契約農家から送られてくる新鮮な野菜・お米をはじめ、無添加の調味料、自家製のお弁当・お惣菜、天然酵母の手作りパンなど おいしくて安心安全な食材がそろう自然食品専門のスーパーマーケット。

住所東京都千代田区麹町4-1-3 セリエビル1F
電話番号03-6261-6190
営業時間10:00~21:00
定休日年中無休

国立劇場

大劇場・小劇場・国立演芸場・情報館を備え、日本の伝統芸能を鑑賞できる。初心者や外国人を対象とした解説付きの鑑賞教室も開催。外観は奈良・東大寺正倉院の校倉造をモチーフとしている。

住所東京都千代田区隼町4-1
電話番号03-3265-7411
営業時間各種イベントに準ずる
定休日各種イベントに準ずる

千鳥ヶ淵公園/千鳥ヶ淵ボート場

千代田区が管理・運営する公営ボート場。桜の咲く季節には、ボート待ちの行列ができるほど人気。約260本の桜が千鳥ヶ淵緑道に沿って咲き誇り、舞い散る光景は圧巻の美しさ。心豊かな時間を堪能できる。

住所東京都千代田区三番町2-先
電話番号03-3234-1948
営業時間10:00~17:00
定休日月曜日

魅力的なお店が揃う、感度の高いスタイル。

「半蔵門」駅前周辺には、和洋中さまざまな飲食店が軒を連ねている。都心ならではの洗練されたカフェやレストラン、洋菓子店、ベーカリーなど、ここにしかない隠れた名店を普段使い。いつものランチやテイクアウト、記念日のディナー、贈答にも喜ばれるスイーツまで、暮らしの多彩なシーンに彩りを添えてくれる。

プティフ・ア・ラ・カンパーニュ

神保町のカレーの名店『ボンディ』出身のマスターが開いたお店。メニューは、ビーフにポーク、チキン、エビ、カニ、あさりとバリエーション豊富。

住所東京都千代田区一番町8-13 日興ロイヤルパレス一番町1F
電話番号03-3234-4416
営業時間11:30~21:00
定休日日曜日

ちいさなしょくどうcicchetti

豊洲やま幸さんの生本鮪など良質な魚介類のほか、吉澤畜産から雌牛の和牛を揃えるなど、生産者との繋がりを持って仕入れた食材を丁寧に調理する小さなイタリアン食堂。

住所東京都千代田区一番町13-12
電話番号050-5570-7279
営業時間ランチ 11:30~15:00(14:30L.O.)
ディナー 17:30~23:00(22:00L.O.)
定休日水曜日・祝日

ル・グルニエ・ア・パン

フランスに本店を置くブーランジェリーパティスリー。原材料の小麦粉はフランス「ヴィロン社」の最高級品を使い、生地を一晩寝かせることで小麦本来の味を引き出している。

住所東京都千代田区麹町1-8-8 グランドメゾン麹町1F
電話番号03-3263-0184
営業時間8:00~21:00(土祝9:00~20:00)
定休日なし

(2022年1月取材)
本ページ内に掲載の情報は取材年月時点のものです。

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