工夫次第でもっと片付けやすくなる?!
マンション収納の使い方のコツを場所別に解説!
“思ったより収納が少なかったかも…”マンションに暮らし始めて、こんな風に感じたことはありませんか?実はマンションの収納率(専有面積に対する収納面積の割合)は約8〜10%とされており、一戸建ての標準的な収納率(約13%)と比べるとややコンパクトな造りになっています。しかし、使い方をほんの少し見直すだけで、限られたスペースを効率よく使える設計になっている点もマンション収納の特長。そこで今回のジオプラットでは、モノを片付けやすくする「マンション収納の使い方のコツ」を、場所別にご紹介します。
まずは「中のモノをすべて出す」「分別する」からスタート!
収納の片付け作業に取り掛かるなら、まずは「収納の中のモノをすべて出す」ことからはじめましょう。収納の中には、引っ越し当初から奥にしまったままのモノや、いつか使うかも?と思いながら使わずにいるモノがたくさん残っているはず。中のモノをすべて出した上で「必要なもの」「要らないもの」「迷うもの」の3つに分別しましょう。
「要らないもの」はリサイクルに出したり、思い切って廃棄処分を。また「必要なもの」「迷うもの」については、さらに細かく分別して「常に使うもの」と「季節ごとに使うもの」に分けておきます。
少々大変な作業に感じるかもしれませんが、この分別を事前に行っておくと、無駄な収納物が無くなり、限られた収納スペースを効率良く使えるようになります。
洋室クロゼットの使い方のコツ
最近の新築マンションでは、家族の収納スペースを集約した「ファミリークロゼット」や2方向から出入りできる「2WAYクロゼット」などの大型収納も増えています。しかし、クロゼットは大型になればなるほど整理整頓が難しくなるため「モノの定位置」を決めておくことが鉄則です。

【コツ①上段・中段・下段で定位置を決める】
■上段:一般的なマンションのクロゼットは、上部に「枕棚」と呼ばれる棚が設置されています。ここにはお出かけ用のバッグ、帽子など「普段あまり使わないもの」や「軽いもの」を収納するようにしましょう。
■中段:ハンガーパイプが設置されている中段の正面には、通年で着用するシャツやブラウスなどの定番アイテムを。余ったスペースにはオンシーズンのスタメンアイテムを吊るし、「オフシーズンのアイテムはたたんでケースにしまう」などルールを決めておくと良いでしょう。また、洋服の長さ別に「短い丈」から「長い丈」へと並べるようにすると、短い丈の下部を収納スペースとして活用できます。なお、かさばるダウンコートなどのアイテムは「保管サービス付きのクリーニング」を利用して、クロゼット内を広く使えるようにしましょう。
■下段:クロゼットの下段はプラスチック製の引き出しケースなどを活用してカスタマイズするのがおすすめ。各ケースを家族のアイテムごとに分ければ、下着・肌着・靴下などの小物類も整理しやすくなります。また、ボリュームが大きい冬用毛布や羽毛布団は専用の圧縮袋に入れて、下段に「横置き」しておくと庫内の省スペースになるほか、取り出しもスムーズに行えます。

【コツ②ハンガーを揃える】
クロゼットの中で意外に場所を取るのがハンガー。細身のすべらないハンガーで統一するようにすると、収納力がアップするほか、見た目もキレイに整うため出し入れしやすくなります。
【コツ③たたみ方を揃えて縦置きに】
引き出しケースに片付ける場合は、ケースの横幅に合わせて畳み方を揃えるようにすると収納のデッドスペースが無くなります。また、平置きではなく「縦置き」に並べるようにするとアイテムを取り出しやすくなります。
キッチン収納の使い方のコツ
食器、調理器具、調味料、食材ストックと、気づかないうちにどんどんモノが増えていくキッチン。収納効率を高めるためには、足りないモノだけを買い足す「ローリングストック」を心がけましょう。また、キッチンでは「使う場所の近くに使うモノを片付ける」を徹底すると、無駄な動きが無くなり家事効率もアップしやすくなります。

【コツ①シンク・コンロ下には使用頻度の高い調理器具を】
シンクとコンロの下はキッチン収納の「ゴールデンゾーン」と呼ばれ、最も出し入れがしやすい場所です。そのため、シンク下にはボウル・ザル・洗剤・菜箸・包丁などの小物類を。コンロ下にはフライパンや鍋・土鍋・油など、使用頻度の高いアイテムを片付けるようにしましょう。フライパンや鍋、鍋のフタはブックエンドや突っ張り棒などを活用して「縦置き」にすると取り出しやすくなります。
【コツ②高い棚をデッドスペースにしない】
吊戸棚の上段は目線が届きにくいためデッドスペースになりがち。しかし、取っ手付きのケースを活用すれば、高いところに片付けたモノも取り出しやすくなり、収納スペースを有効活用できます。ただし、万一の落下の危険に備え、キッチンペーパーやラップ、乾物などの軽量アイテムを片付けるようにしましょう。
【コツ③奥深いパントリーにはファイルボックスを活用】
キッチンサイドのパントリー(食品庫)は奥行きが深く、奥のモノが取り出せなくなることもしばしば。そんなときは、書類を分類する事務用の「ファイルボックス」を活用すれば、前後移動がしやすく出し入れもスムーズになります。また「ボックスに入る分だけのアイテムを買い足すこと」を心がければ、無駄な買いだめが無くなり、食材のローリングストックも習慣化しやすくなります。
洗面化粧台収納の使い方のコツ
洗面化粧台の収納は家族全員のアイテムが集まる場所。まずは「使う人別」にゾーニングをすると収納効率がぐっとアップします。

【コツ①ゾーニングをするなら“縦”が基本】
ゾーニングというと「棚ごとに分ける」というイメージがありますが、鏡裏収納の上段は大人でも手が届きにくい場所になるため、家族ごとのアイテムを「縦」にゾーニングするのがおすすめです。
「目の高さより下」のゴールデンゾーンには最も使用頻度が高いアイテムを。上の棚にはストック用品などを片付けるようにするとスッキリ収まります。また、カミソリやハサミ、ピンセットなどの金属類もお子さんの手が届きにくい上段へ収納しましょう。ここでも取っ手付きの引き出しを活用すると取り出しやすくなります。
【コツ②洗面下をデッドスペースにしない】
洗面下の収納は排水トラップや水道の配管が邪魔になり、スッキリと片づけにくいもの。そんなときは、配管部分を避けて横に2本の突っ張り棒を取り付けると簡易棚が完成します。突っ張り棒の上には薄型のトレーを配置してリネン類などの軽いアイテムを収納。突っ張り棒の下にはボックス収納を活用して洗剤やせっけん・シャンプーのストックなどの重いアイテムを収納しましょう。
【コツ③浮かせる収納を活用する】
洗面化粧台周辺は水滴が飛びやすく、モノを出しっぱなしにした状態だとお掃除も大変です。そこで、鏡下や壁面、収納扉の裏側に設置できる「浮かせる収納」を活用しましょう。最近は鏡下に吊るすことができる歯ブラシ立てや、吸盤式式のハンドソープディスペンサーなどが100円ショップで販売されています。こうしたアイテムを活用すれば、スッキリ片付いた清潔な洗面化粧台をキープできます。
その他「すき間」を収納として活用する方法も

キッチンや洗面化粧台の収納を整えていくと、ふと気になるのが、冷蔵庫や洗濯機の横にできる“ちょっとしたすき間”スペース。幅にするとほんの十数センチ程度ですが、実はこのスペースも収納として活用できます。
例えば、冷蔵庫と壁のすき間にキャスター付きのすき間ラックを配置すれば、卓上調味料やインスタントラーメン、レトルトカレーなどを「縦置きストック」できます。また、洗濯機の側面にマグネット収納を設置すれば、置き場所に困りがちな洗剤や洗濯ネットや洗濯ばさみ、ハンガーなどをまとめて「目隠し収納」できます。
※ただし、家電製品は放熱スペースを確保するため、機種ごとに壁面からの設置距離が定められています。必ず取扱説明書を確認した上で安全な場所に設置しましょう。
《ジオ》シリーズは入居者の声から生まれた「高機能収納」が充実!
いかがでしたか?マンション収納を「効率良く使うコツ」がおわかりいただけたでしょうか?
ちなみに、阪急阪神不動産のマンション《ジオ》シリーズでは、固定棚をすべて可動式にしてカスタマイズできる「システムクロゼット」、洋服の収納量が2倍に増える「2段バー」、掃除機本体にヘッドやホースを付けたままでも収納できる「ユーティリティスペース」、下足入れの底板が外せる「マルチ収納スペース」、キッチンシンク下にラップ類をまとめて収納できる「ストックスペース」、電動歯ブラシを充電したまま収納できる「コンセント付き鏡裏収納」など、入居者の声から生まれた高機能収納が充実しています。
収納スペースというのは、単に“モノを片付ける場所”ではなく、暮らしの質を高める大切な機能のひとつ。マンション選びの際には、間取りや面積だけでなく「収納の使いやすさ」にも目を向けてみてはいかがでしょうか?