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こんなマンションを選べば運気もアップ?
風水で良いとされている土地・建物・間取りのチェックポイント

住まい選びをするとき「風水」を意識する方も多いのではないでしょうか?風水というのは古代中国で発祥した空間統計学。「陰陽五行理論に基づき、自然のエネルギーを採りこみ、気の流れを整えることで良い運気を掴むことができる」と伝えられており、その思想は4000年の時を経た現代も世界中の都市設計や建物デザインに生かされています。そこで、今回のジオプラットでは「風水視点でチェックするマンションの選び方」についてご紹介します。

風水的チェックポイント① 土地について

【立地の風水】

一般的なマンション選びの概念では、「駅から近い」「教育施設や商業施設が充実している」等の立地条件が重視されますが、風水では東西南北の四方それぞれに最も適した地相があると考えられており、「四神相応(しじんそうおう)」の立地が重視されます。

●北に「山」があること・・・・・・都心では背の高いビル等でも良い
●東に「川」があること・・・・・・川の流れだけでなく広い道路があるのも良い
●南に「平野」があること・・・・・・明るく開けた土地が良い
●西に「道」があること・・・・・・大通りや大きな川があると良い

ちなみに、かの徳川家康は江戸幕府を開くにあたり、「四神相応」を採り入れて都市計画をおこない、江戸の繁栄につながったと伝えられています。

【地形の風水】

実は風水では地形(じがた=敷地の形状)も重要なチェックポイント。良いとされているのは「正方形」または「長方形」の地形で、キレイな四角い土地は「気が安定するため吉相」と考えられています。逆に、先が細くなった三角形の土地は「尖った部分に邪気が溜まる」と言われ、避けたほうが良い地形です。

風水チェックポイント② 建物について

【外観デザインの風水】

地形と同様に、マンションの外観もシンプルな「四角い箱型」が最良。また、上層階に向かうほど小さくなる「ピラミッド型」も吉相とされます。一方、コの字型やL字型など「凹凸のある建物」は凹んだ部分が「欠け※1」とみなされます。特に鬼門(北東)や裏鬼門(南西)が欠けている建物は注意が必要です。なお、分譲マンションではあまり見かけませんが、一見すると安定しているように感じる「円柱型」の建物は、すべての方位がパワーダウンすると言われ、風水的にはNGとされています。

※1:風水では建物の凹んだ部分を「欠け」、出っ張った部分を「張り」と呼び、張りのほうが吉相となります。ただし、鬼門・裏鬼門は欠け・張り共にNGです。

【外壁の色の風水】

「西に黄色で金運アップ」というカラー風水は皆さんもご存知だと思いますが、マンションの外壁の色にも運気アップのヒントが隠されています。それぞれの色が持つパワーは次の通りです。

●ベージュ系・・・・・・金運・家庭運・仕事運・健康運・勝負運(すべてにおいて安定したカラー)
●ブラウン系・・・・・・金運・健康運・家族の成長・家庭の安定
●グレー系・・・・・・仕事運・ステイタス・精神の安らぎ
●ブラック系・・・・・・勝負運・信頼・邪気を払う(ただしパワーが強すぎるため住む人との相性が大事)
●ホワイト系・・・・・・幸福度・仕事と家庭の両立・浄化作用(ただし外壁の汚れには注意が必要)

なお、奇抜なカラーの建物は「気を乱す」と言われ、風水では避けたほうが良いとされています。

風水チェックポイント③ 住戸について

【階数の風水】

風水では「大地や樹木からエネルギーが伝わる」と考えられており、マンションの場合はなるべく地面に近い「5階までの低層階」が良いとされています。また、陰陽五行の理論では「奇数」=陽、「偶数」=陰を意味するため、陽にあたる奇数階のほうが開運の勢いが強くなると言われます。

【間取りの風水】

地形や建物と同じく「長方形」または「正方形」の四角い間取りが吉相とされます。しかし、近年のマンションは、建物構造の進化やデザイン性の向上により、昔の団地型のような四角い間取りは減少傾向にあるため「欠け」や「張り」がつきものです。ただし、鬼門(東北)や裏鬼門(南西)の欠け・張りは凶相とされているため、なるべく避けたほうが良いでしょう。

【玄関の風水】

玄関は「すべての気の入口」であり、風水で最も重要な場所とされています。どの方位に入口があるかによって住戸の運気が変わるため、玄関の向きは必ずチェックしましょう。

●北玄関・・・・・・金運アップ・信用される・才能を発揮できる
●東玄関・・・・・・仕事運・対人運アップ・家に発展をもたらす
●南玄関・・・・・・名誉運・人気運アップ・家に華やかさをもたらす
●西玄関・・・・・・金運アップ(ただし汚れた玄関は逆効果)

最も吉相と言われているのは南東の玄関、逆に凶相とされているのは鬼門(東北)・裏鬼門(南西)の玄関です。

選んだ間取りが風水的に良くない場合はどうしたらいい?

■6階以上の中・高層階の場合

地面から離れた中・高層階住戸は「大地のパワー」が不足するため、室内に観葉植物を配置して土や緑のパワーを補いましょう。なお、中・高層階の中でも日当たりの良い住戸は「太陽のパワー」を受けて金運がアップすると言われています。常に窓をピカピカに磨き上げて、陽光のエネルギーを室内に採りこみましょう。

■間取りに欠けがある場合

間取りが凸凹している場合、面に対して3分の2以上の凹みは「欠け」、3分の1以下の出っ張りは「張り」とみなされます。鬼門・裏鬼門を除く「張り」は多くの場合吉相とされていますが、問題となるのは「欠け」の部分です。欠けの対策としては

●壁に鏡を貼る=空間が広がって見えるため欠けを埋めることができる
●観葉植物を置く=土と緑のパワーで欠けを浄化することができる
●ライトアップする=光のパワーで欠けた運気を補うことができる

などが挙げられます。

■鬼門・裏鬼門に玄関がある場合

鬼門・裏鬼門は古来から「鬼の出入口」と言われ、本来は収納や納戸など「外から出入りできない空間」を配置するのが望ましいとされています。しかし、気に入った住戸の玄関が鬼門・裏鬼門にある場合は、清潔さを保つことで邪気を払うことができます。靴や傘は出しっぱなしにせず整理整頓をしたり、常に掃除をして清潔感を保つことを心がけましょう。また、ヒイラギやサンスベリアなど葉っぱの先が尖った観葉植物を置くと、魔除け効果につながると伝えられています。

風水で100点満点のマンションはない!神経質になりすぎないことも大事

いかがでしたか?こうして風水を意識しはじめると、吉相・凶相が気になって「どのマンションを選べば良いのかわからなくなってきた」という方がいらっしゃるかもしれません。しかし、「風水で100点満点のマンションは存在しない」と言われているため神経質になりすぎないことも大切です。まずは「ここに住みたい」と感じた自分の直感を信じること。さらに、物件や間取りを絞り込む段階で「風水の空間統計学」を参考に採り入れてみると、マンション選びがもっと楽しくなるかもしれませんね。

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