DESIGN〈デザイン〉


外観の印象は、表情の質感が異なる素材を巧みに使い分けることで、遠目には、モノトーンをベースに都会らしく凛とした佇まいを描きながら、近づくほどに、暖かさを感じる豊かな風合いで住まわれる方を出迎えます。
6階建の存在感を放ちながらも、雁行や二棟構成の建物配置、セットバックによる高さの 変化など、敷地の個性から生まれる造形の妙を磨き上げた外観フォルム。住む人にとってオアシスとなる邸宅の佇まいを、垂水の瀧の流れ落ちる水をモチーフとした凹凸感のある縦貼りのボーダータイルでデザイン。由緒ある印象を纏いながら、基壇部にはブルーパー ルの御影石が深みのある表情を描き、時を経てもなお、都市の先進性をイメージしたモダ ンな造形美を演出しています。
近年建築デザインも「ボーダレス化」が進み、私たちの活動フィールドも「ホテルのような」レジデンスやレストラン、ショップ、介護施設等へ広がっています。私たちは、クライアントはもちろん、エンドユーザーとのコミュニケーションを大切にしながら最適化された現代のデザインを提供しています。
端正なフォルムに落ち着いたカラーを継い、シンプルで洗練された美観を追求。ファサードは、スラブラインで水平線を強調し、ガラス手すりの透明感が都会的な印象を添えています。アプローチには、表情や色彩の異なるマテリアルを組み合わせることで、街並みと調和しながらも住む人をもてなす私邸領域への期待感を高める意匠を追求。 年月を経るほどに美しさを重ね、価値を増していく風景を描き上げます。
私邸に帰り着く安堵感。そのやすらぎを暖かく出迎えるのは、垂水の瀧を引き込んだかのような潤いをカタチにしたデザイン。
まるで都会の中に佇むオアシスのような懐の深いやさしさが宿る領域です。
エントランスホールから続くオーナーズラウンジには、集会室として、 あるいは読書やリモートワークなどに使える集中しやすい空間など、住まわれる方の3rdプレイスとしてデザインしました。
南棟・東棟の2棟構成に、全51邸・19タイプのプランをご用意。心地よさと安心感を生み出す多 彩な工夫を備えた共用空間と住空間を創造しました。また、上階にはルーフバルコニー付きの住戸を設定しています。
建物の周囲のうち東側には、垂水神社の杜を連想させる樹種を選んで植栽。南東面は、花や紅葉を楽しめる樹種により四季を楽しむエリアに。南西面は、端正なフォルムを描く都会的な樹種を採用しています。