Design
みなと大通り沿いに、横濱を纏うレジデンス。
伝統や格式を受け継ぎながら、
洗練されゆく街・横濱。
それこそが、横濱が横濱たる所以。
この街を愛し、この街と生きるすべての大人たちを
存分に満足させる横濱メインストリート、みなと大通り。
いま、新たな物語が幕を開ける。
開港を機に都市整備が進行した時代より、街の主要ストリートの一つとして横濱の発展に寄与してきたみなと大通り。「ジオ横濱 みなと大通り」は、そんなみなと大通り沿いに誕生する分譲マンション。「横浜三塔」に代表される周辺の歴史的建造物に比肩しうる存在感を放つべく、プロジェクトを始動。敷地は、馬車道へと通じる弁天通りにも面する、独立性と開放性に優れる角地。道行く人々の視線が注がれやすい地であるだけに、街景観に新たな価値を創出すべきという使命感を持って計画を推進。横濱のコアゾーンに新たな歴史を拓くレジデンスとなります。
Facade Design
歴史を偲ばせる横濱の建築様式を
踏襲しつつ、
開放感と賑わいを
創出する建物を。
立地特性から導いた「眺望」「歴史」「賑わい」の3要素を反映させた外観デザインを構想。中・高層階は「眺望」をテーマに、ガラスを多用した開放感のあるファサードを創出。低層階は「歴史」をテーマに、横濱の歴史的建造物に見られる縦長プロポーションの開口部を踏襲し、壁面には陰影が立体感を生むレンガ調せっ器質タイルなどを採用。1階部分は「賑わい」をテーマに、屋内外の連続性を印象づける庇とガラスで構成し、ウォーカブルな街並みに配慮した景観デザインを目指しました。
日建ハウジングシステムは都市型集合住宅の企画・設計・監理および調査研究の専門家・エキスパートとして、日本におけるマンションの原型・プロトタイプを開発し、数十万戸を超える集合住宅の実績を50年以上積み重ねて社会に貢献しています。集合住宅・施設専門分野で培った実績を基に、シンボル性の高い外観デザインを追求しています。
Entrance
選ばれし地に誇り高く住まう、
その舞台に相応しき品格が街に映える。
新しい時代の洗練を纏うレジデンスを象徴するエントランスアプローチ。奥行きある空間を確保し、床は歩道状空地とは異なる石貼りとすることで、私的な時間への切り替えを生み出します。柱にはガラス張りと呼応する、風景が柔らかく映り込む素材を採用し、街並みとの調和を図りました。また、奥へとつづく壁には落ち着いた雰囲気を漂わせるベージュの大判タイルを採用。奥にはオリジナルアートを配し、さらに上部には間接照明も設け、格調高く演出。歩を進めるほどに、上質生活への期待感が高まる空間としました。
本プロジェクトの計画地は、横濱のコアゾーンを代表する主要ストリート、みなと大通りに面しているというだけでなく、馬車道へと通じる弁天通りにも面する、開放的な2面接道の角地。どちらの通りも街路樹が歩道を彩る並木道で、自然の潤いを感じられる快適な歩行空間となっています。また、みなと大通りは、車道を4車線から2車線に減らして歩道を拡幅し、自転車通行帯も設ける方向で再整備計画が進められており、今後いっそうウォーカブルな通りになることが期待されます。
Hall / Corridor
歴史に育まれた伝統と現代的な感性の融合により、
モダンで洗練された共用空間の創造へ。
共用部は、歴史・文化を継承しつつ、永く愛される上質で心地よい空間を目指してコーディネート。風除室は、幾何学的なサークルパターンをモチーフにした鋳物調パーテーションや水の流を表現したガラスアートで演出。エントランスホールは、風除室からつづく床のボーダータイルやゆらぎのある光沢を放つ壁面タイルで構成。また、ドーム型折上天井と金物フレームのペンダント照明や独創的な金物オブジェ、港の杭をモチーフにしたオブジェなどが、空間にシンボリックな印象を与えます。
私邸へのアプローチとなる共用廊下は、静謐でホテルライクな内廊下。落ち着いた雰囲気を漂わせる木調でコーディネートされた玄関扉とパネル、足元にはカーペットの柔らかな心地を感じる上質空間は、私邸へとたどり着くオーナーの心をやさしく解きほぐします。
デザイン監修
株式会社カン・デザイニングオフィス
カン・デザイニングオフィスのインテリアデザインは、素材の組み合わせにより、そこから生まれる空気感をデザインすること、人がその空間に一歩足を踏み入れた時から、皮膚感覚に心地よさを感じていただける空間デザインを得意としています。
瀟洒な街を色濃く映し出す横濱みなと大通り。
この街を闊歩する大人たちの感性や
活力が交わることで生まれる新たな賑わい、
暮らしを彩る喜び。
横濱を舞台に生きる、誇らしい人生。
そのすべてがドラマチックに。
この街で過ごすすべての時間は都市と融合し
美しいシーンとして描かれてゆく。