グッドデザイン賞
『ジオ四天王寺一丁目』(大阪市天王寺区)について
2024年度グッドデザイン賞
(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しましたので、お知らせします。
なお、今回の『ジオ四天王寺一丁目』の受賞により、
当社のマンションブランド
〈ジオ〉におきまして、
8年連続 通算17案件の受賞となりました。
(昨年度は『ジオ杉並松庵』で受賞)
グッドデザイン賞とは
グッドデザイン賞は、1957年に創設されたグッドデザイン商品選定制度を発端とする、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。
デザインを通じて日本の産業や生活文化を向上させる運動として展開されており、今日では国内外の多くの企業や団体が参加しています。
2024年の受賞物件 Latest Awards
ジオ四天王寺一丁目(2024年)
- 概要
- 四天王寺参道に面した事務所ビル老朽化に伴う建替事業。「まちの歴史や暮らしに寄り添う建築」について地権者様と共に議論を重ねて計画しました。古くからある通り抜け路地の再生、参道における営みに呼応する配置構成、街並みに調和するデザイン等により、この地の歴史を尊重する集合住宅を目指しました。
- 審査員からの評価ポイント
- まちの「歴史」や「暮らし・営み」に寄り添う、というコンセプトから、四天王寺への参道や路地に着目し、敷地内に誰もが通り抜けできる路地を設けた点は、高く評価できる。 参道や路地への「はみだし」は、街に賑わいをもたらし、人と人、建物と街のつながりを生みだす。このことに着目した点は評価できるが、実際に「はみだし」を実現するためには、さらなる空間的工夫が必要である。例えば、オーナーズラウンジを路地に面して配置し、開けるようにする、接道部を花壇で閉じるのではなく、人々が集える空間にする、などの工夫ができたのではないか。コンセプトが実際の空間デザインとして実現されることを期待している。