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Specialスペシャル

淀川の壁画プロジェクト、淀壁。

BAKIBAKIさんは淀壁の発起人として、
大阪・関西万博に向けて地域活性化に注力されています。

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  • 十三光スタジオ 淀壁BAKIBAKI

活動について

アーティストとして、個室内や街中の外壁に壁画を描く活動をしています。5~6年前に東京から戻ってきて、それからは淀川区にある祖父の工場跡地を拠点にしています。コロナ前までは、海外やお声掛けをいただいたところで壁面を描いていましたが、今は自分の住んでいる街で、壁画を描いています。
アーティストとして活動を始めたのは 2000年頃からで、20年間ほど活動しています。もともとは、ライブハウスやカフェ等でライブぺインティングなどをしていました。
日本の和の模様を意識したトレードマークの「BAKI 柄」で、現代の日本の和を代表できる作品作りをしています。ストリートカルチャーや若者カルチャーと混ざり合わせることで、海外から見た日本のストリートアートの代表作のように感じてもらえるとうれしいなと思っています。

淀壁について

今、壁画プロジェクトの淀壁を立ち上げていて、2025 年日本国際博覧会(略称「大阪・関西万博」)を1つの目標として活動しています。直近では、岡本太郎をモチーフにした作品も作成し、多くの反響をいただきました。
きっかけは、淀川区役所横の壁にナイチンゲールの壁画を描かせていただいたこと。
2020年3月末に、大阪市立十三市民病院のロビーで絵を描くお仕事をいただいたつながりから実現しました。コロナ禍で戦っている医療従事者さんの現状や、メディアで伝えられている数字などではない現実を自分なりに肌で感じて、絵描きとしてできることは何かを考え、制作しました。場所も淀川区役所の隣というシンボリックなところなので、ずっと残るものにしたいと考えました。

海外では、壁画はとてもポピュラーなものですが、日本はまだまだそうではないです。海外を真似る必要性は無いとは思いますが、クオリティを重要視しています。淀川区役所の横で壁画を制作しているときにたまたま通りかかった方から「ウチにも描いてよ」とお声掛けをいただき、それから制作する場所も広がってきています。
淀川区内で実績を作っていたこと、淀川区役所の広報紙(よどマガ!2021年8月号)の表紙に壁画を載せていただいたことは、これ以上ない名刺ですね。

これからの淀川区について

淀川区のイメージについては、人それぞれがバラバラに活動はしているけれど、ゆるくつながっている、そんな感覚を持っています。ただ、ストリートカルチャーや音楽、ファッションなど関心のある人たちが興味を持つには少し弱いなと感じています。

それから、淀川から梅田を見たときの夜景がとてもきれいです。ある意味こちらがブルックリンで向こう側がマンハッタンみたいな。アーティストや面白い人、感度の高い人が移り住んでくれる街になったらいいなと思っています。

壁画がある街、十三

壁画が、「梅田にはないけど十三にはある」と思ってもらえるような1つの個性になり、街中が美術館になればいいなと考えています。交通の便がとても良いところなので、改札を出る理由ができれば外からもたくさんの人が来やすいですし、今後水路が発達するのであれば、河川敷の壁画を通じて、川を生かした大阪の魅力を発信できるのではないかとも思います。
自分が街に飛び出して壁画を描く活動することによって、新聞やメディアなど、今までアートに縁がなかった方たちが取り上げてくれます。物質的に街が変わるだけじゃなく、2025年に向けて、じわじわと継続して、街を盛り上げていけるような取り組みをしていきたいです。
街全体が美術館になっていく、バスツアーができる、様々な商売が生まれるなど、そんな街の変化に、アーティストとして貢献できるのではないかと考えています。

自分自身、子どもの頃から見続けてきた太陽の塔に、無意識に影響を受けています。アーティストとしては岡本太郎がやってきたことを更新しなければならない、新しいワクワクする未来のビションをアーティストとして提案するのが1つの使命かなと考えています。
現代美術家を否定するわけでは無いですが、一部の限られた人たちに理解されるのではなく、大衆や民間に寄り添う、最先端で最古の芸術が壁画。そこにテクノロジーがコラボすると、新しい価値を見いだせると思っています。プロジェクションマッピングで、壁画の岡本太郎が動き出すなんてことも面白いのではないでしょうか。

2025年を目指す理由は、大阪で万博が開催されるなんてめったにないことなので、何かを仕掛けるラストチャンスじゃないかと感じているからです。
古いものと、新しくできたものがこれからの十三の街でうまく融合していけたら…コントラストが効いている方が面白い街になる気がします。ハードは古いものだけどソフトは新しいもの、もしくはその逆も然り、そんな十三ならではの街になればいいですね。単発ではなく、連続的に続けていかないと文化にはならない。その意味では、十三はとても大きな可能性がある街だと感じています。

※本インタビューは、2022年3月発刊「Mix Juso」(発行元:いきいきライフ阪急阪神)を一部改変したもので、現在の情報と異なる場合があります。

※掲載の内容はインタビュー回答者のご意見であり、当マンションの将来の周辺環境、資産価値などを保証するものではありません。

※掲載のimage photoは、イメージであり実際とは異なります。

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